*
平成20年度
 10月山行計画&実施報告書



第1例会 越後 荒沢山 未丈岳

第2例会 越後
越後三山から
   駒ヶ岳 中の岳 八海山

第3例会 上州 
荒船山

第4例会 関西 大和葛城山
            金剛山



                        北帰港

荒沢岳
                  

  




























*1 越後 荒沢山 未丈岳 平成20年 10月3日〜5日 リーダー 高柳 大田

計 画 書   


















荒沢山実施報告   

     《  越後  荒沢岳・未丈ガ岳 》

参加者 八木(L)、斉藤、中村、高橋、 吉田(博)(SL)、梅澤、早川、池田    計8名

荒沢岳 平成20年10月4日(土)     天気 晴れ              −八木 記−
  荒沢岳の登山口を出発したのは6時ちょっと過ぎ。登山口にトイレまで兼ね備えてあったのは意外だ。7、8年前に訪ねたときは、越後駒ヶ岳は多くの登山者でお祭りのような賑やかさだったと聞いていたが、荒沢岳では一人の登山者さえも見られなかった。登山道は水源地のような沢を離れて山腹へと向かい、15分後には尾根へ。
 
朝の日差しがブナ林の中に通い、白く輝いている幹がすがすがしい。ブナの葉は今が黄みを帯び始め、この辺りでは黄葉も緒に付いたばかりのようだ。
 ジクザクに登って尾根のより高い位置へと前進し、気休め程度に何げなく後ろを振り向けば、見えるはずの奥只見湖の湖面は靄に覆われていた。前山に着いたことは足元の三角点の標石で知ったが、ここから下り坂になる。
 5分後に登り返しを迎えて一度高みに立つと、その後は緩やかな登りがしばらく続く。前方に荒沢岳が山容を出すと登山道は平坦になり、間もなく行く手を指針するように前ー(まえぐら)が荒沢岳に重なって見えてくる。
 先でもう一度重なって見えると下り坂になり、また緩やかに登って重なって見えた三度目で前ーにグッと迫って悲愴になる気持ちを叱咤し、四度目で前ーの直下まで下って行く。この先岩場危険の注意書きを見て心を雄々しくするべく時間を取ってから登りに挑んだ。重苦しい空気の包んでいる樹林の中をひと登りしてから20mほどもある垂直に近い岩場の取持ちに鎖が張ってあるが、足がかりは堅固なものでしめしめと胸の内で発して三点確保の体勢で登って行く。
  足元の険相さを覗いたら恐怖心で自縄自縛に陥って身動きが取れなくなるので、振り返らずに敵愾心をひたすら待ち構える岩場に燃やし、ハシゴ、鎖、ハシゴと目先を変えて尾根に一度飛び出す。すぐに視線に入ったのはお先真っ暗になる前ーの本体の姿であり、鋸歯状の岩峰を見上げてしばし呆然。
 ここまでは序盤戦に過ぎなかった事をあらためて思い知るが、本番の登山道は前ー東面の岩壁の基部に付いている。鎖三本と長いロープ一本で下って行く登山道は底が抜けているようでもあり、下るだけ下ってようやく長い登り返しの途に付く。


 草付の岩場の登りは始めから終わりまで鎖が施され、足場をとどめるところもたくさんあって危険な岩場とは言えないが、油断大敵なのは長すぎることから生じる気の緩みだ。尾根に立ってから5分後に前ーの山名標のある場所に着き、後は尾根道を歩くだけになる。尾根の左右の急な傾斜には真赤に染まった潅木と笹の緑の対照が美しく、紅葉前線の真っ只中に踏み込んでいるようだった。
 主稜線に出て右側に進み、岩峰を四つほど越すと荒沢岳に到着する。山頂の景色は見事だ。四囲に取り巻く山々があまね
く広がっている。まずは通り一遍に見回し、その後じっくり主立つ山々に視線を凝らした。すぐに目に入って来たのは、やっぱりこの界隈を領して双璧をなしている越後駒ヶ岳と中ノ岳だ。
  しばらく釘付けになったが、見飽きることがなかった。その後おもむろに視線をもう少し西側に移してみれば、足下に気持ちの良い尾根が平原のように見えるはずだ。
  荒沢岳で端を極めていたかのように思う尾根が、ここからもくねくねと蛇行しながら灰の又山を介して兎岳に向かっている。
 一部の笹原にはくっきりと道筋を現わし、そこに向かっているのが足元に見える薄い踏跡だ。南側では、とりとめなく范乎としている平ヶ岳の平頂を霞みがちに捉えることができ、更にその左側ではまったく両極端の山容を持つ燧ケ岳が大空に双耳峰を突き立てていた。
  視線を反対にすれば、明日登る未丈ガ岳が眺められ、眼下では今辿ってきた尾根の一部始終が一望することができる。下山は同じ道を引き返すだけだ。
  前ーを慎重に期して突破したら、胸のつかえがおり、足の重石が取れたように足早になる。登山口に戻ったのは出発してから9時間余り経った頃である。

未丈ヶ岳 10月5日(日) 晴れ
参加者 大田、小野、斉藤、中村、高橋、八木、本多(正)、吉田(博)、梅澤、早川、池田、武田  計12名

                                                             −大田 記−
  前日の夕方に、荒沢岳に登山した先発隊と奥只見山荘で合流した4人と総勢12名で登山口まで車で移動した。 泣沢避難口を出発したのは5時15分頃だった。辺りはまだ暗くライトを点けて出発した。暫くは下り道となる。
  2か所ほど徒渉し、クサリを頼りに沢に下りまた徒渉し、クサリを頼りに登り少し進み黒又川本流に架かる手すりもない赤い鉄橋を渡ると三ツ又口に着いた。
 右手から尾根にさしかかり、ひと汗かく頃、蝙蝠が羽を広げたような荒沢岳が見えていた。この辺りで標高は600メートルくらいだった。
  山道には意外に松の木が多かった。遥か先に未丈ヶ岳が見えていた。ふと背後を見ると、越後駒ケ岳が見えていた。松、檜、ブナの茂る尾根道をひたすら歩くと974メートルピークを通り過ぎ、左側を緩く下ると松の木ダオだった。
ここで少し休んだ、さらに登ると、「松の木沢の頭」、「慰霊碑」などがありこれらを過ぎると灌木が多くなり、ネマガリタケも多くなってくる。さらに急登1時間程度で2等三角点の設置してある未丈ヶ岳山頂に到着した。記念写真を撮ったあと、頂上直下の東側斜面の草原に下りて食事休憩とした。
 この斜面は花の宝庫となっているとのことだったが、この時期は広い黄金色の草原になっており、暫し、童心にかえり、草原を楽しんだ。
 この辺りでは2000年に公開された映画「ホワイトアウト」(織田裕二主演)の撮影がされたとどなたかに教えていただいたが、この広い草原で雪や霧で視界が遮られると確かにホワイトアウトになるかも知れないと一人で納得してしまった。
 帰りは往路を戻るのだが、車で帰宅される高橋さん、八木さんに先頭を歩いてもらい、余り変化のない道をひたすら下った。帰りも痩せた長い尾根はそれなり
に歩き甲斐があった。途中で振り返ってみるとなだらかな未丈ヶ岳は大きく高く、どっしりとした重厚な山容だった。
  松の木ダオからどんどん下って水の音が聞こえてくるようになると、少し、ひんやりとした風が吹いてきた。だいぶ疲れた頃に沢に下りてきた鉄橋と2か所の徒渉もそれほど難儀せずに登山口に2時10分頃に戻ってきた。
 だいぶ早くに到着した、高橋さんと八木さんは車のため、そのまま帰途についたとのことであった。着替え休憩をしていると2時半には宿のマイクロバスが我々を迎えにきて、そのまま浦佐の駅まで送ってくれた。


☆ コースタイム
   10月4日
       荒沢岳登山口(6:05)前山(6:55)前ー直下(7:45〜7:55)稜線に出る
    (8:55〜9:05)前ー(9:10)荒沢岳(10:35〜11:10)
前ー(12:15)前ー直下
    (13:35〜14:40)前山(14:40)
荒沢岳登山口(15:15)
  10月5日
       泣沢避難口(5:15)松の木のダオ(7:35〜40)未丈ヶ岳(9:45〜9:55)頂上直下東側斜
     面(10:00〜30)松の木のダオ(12:10〜15)
泣沢避難口(5:15)

☆ 費  用
    JR東京駅  →  浦佐駅(上越新幹線)     7,970円
    JR浦佐駅  →  銀山平(南越後観光バス)     770円
    奥只見山荘(1人1泊)              9,000円
    奥只見山荘  →  泣沢避難口(宿の車)     1,000円(1名あたり)
    泣沢避難口  →  JR浦佐駅(宿の車)     1,000円
    JR浦佐駅  →  JR東京駅(上越新幹線)    7,970円
























 荒沢山 地図     





























未丈岳 地図    





































*2  越後 中の岳 越後駒ヶ岳 平成20年10月11日〜13日 リーダー 八木

 計 画 書    











 越後駒ヶ岳実施報告   

  《  越後  越後駒ヶ岳〜中ノ岳 》

参加者 八木(L)、中村、梅澤、川端          計4名


平成20年10月11日(土) 天気 雨                       −八木 記−
  越後駒ヶ岳も中ノ岳も個別に一度登っている山であり、山行の目的は個人的にはこの両雄の山をつなげることに尽きる。
  越後駒ヶ岳は以前に枝折(しおり)峠から登っているが、今日は駒ノ小屋に行くだけであり、もう少し骨の折れる小倉尾根コースを登路に取ることにした。小出駅からタクシーに乗って駒ノ湯に向かい、休憩舎の軒下で身づくろいしてからなんやかんやで登山口を発ったのが9時10分だ。
  この間に登山口も確かめもせずに上の林道を行き、20分も時間を無駄にした。登山口は駒ノ湯の敷地に入るのではなく、橋を渡る手前で左側に向かう。入山届けを入れるポストが設置してあり、すぐ先で道行沢に架かる吊橋を渡る。
尾根を目指すが、でばなからたいそうの急傾斜であり、尾根に乗った頃には駒ノ湯の建物を背にする。本降りだった雨も小雨になり、登山道は樹林の中を歩くことしきりなので合羽は上着だけ羽織ることにした。
 しばらく続いていた急登も小康を得て、その頃から幅の広い道に変わって周りのブナ林も美しいところだ。ガスって見えた高い山の陰はおそらく次に待ち構えるピークのようであり、ここは直登で越えなければならないので登山道は行き掛かり上、再び急登を迎えることになる。
 見る見るうちに標高を上げているのが実感でき、足元に笹が目に付きだしてから一段落する。尾根幅が広がった辺りの紅葉の美しさは格別のものであるが、雨の中ではそこそこに見てひたむきに歩くことになる。
 急登をぶりかえして尾根の片側が開けてくるようになれば、間もなく短い鎖場に差し掛かる。小倉山に近づいていることはガイドブックにも記している通りであるが、しかし、この間が思った以上に長く感じられた。
 小倉山に着いたのは13時だったが、止んでいた雨がまた強く降るようになった。
山頂から少し行ったところで枝折峠からの登山道に合わさるが、これまでの登山道と状況が一変してくるのは雨の中でも登山者がたくさん歩いていたことだ。下山して来る人に聞くと、駒ノ小屋は団体の宿泊者で大賑わい、との事。小屋の中で遠慮なしに雨具を目いっぱいに広げて乾かし、ザックの中の何から何までも全部取り出して、もう一度きちんと、おおっぴらに整理し直すことを無理のようである。
 この先は一度歩いているが、難儀なのは登山道の状態であり、降りしきる雨で川のようになっている。場所によっては泥濘化していて足の置き場がなく、笹や潅木の幹を掴んで登山道の縁をバランス取りながら歩くことになる。
  長く続けば疲れる所作であり、その事ばかりに神経を使い、やりきれない気持ちで登って行くと前駒のピークに着く。ここから駒ノ小屋まで岩場を登って行く。緩い斜面の岩場であり、難しいところは特にないようだ。
 肩ノ小屋では寝る場所に銀マットが敷いてあり、毛布も貸してくれるとのこと。ただし協力金として2000円を支払い、また気が付いたことは、この小屋では管理人が表に出てあれやこれやと指図することはなく、泊まる人が自分で寝る場所を確保し、混みあえばお互いにスペースを譲ったりしていたことだ。


平成20年10月12日(日)   天気 曇り後晴れ
 小窓の引き戸を開けると冷たい空気が肌を刺し、すり寄って外を覗きこむと一本の潅木が真っ白になって霧氷のようだ。一日中降り続いていた雨が夜半からの気温の低下によってもたらされたものである。
 外はガスがおびただしく流れ、風も吹きつのっているようだ。夜が明けてもすぐに小屋を出る気持ちにならず、手持ち無沙汰になりながらぐずぐずして結局小屋を出発したのが6時10分である。

 緩やかな登りで中ノ岳に向かう分岐に着き、越後駒ヶ岳は右側に10分もあれば行って帰ってこられる。晴れていれば越後の山々、会津の山々、果ては北アルプスまで展望が広がって申し分ないのだが、そのことは中ノ岳に期して、山頂には5分ほど留まって切り上げた。分岐から始まる中ノ岳の登山道はクマザサが刈り払われ、しばらくは下って行く気配である。
10分後にクシガハナに向かうコースを右側に分けるが、その先の登り返しはたかが知れたもので、下り坂の大勢に変わりない。諏訪平の標識を見てから更に登山道は一段と急下降
になり、それにともなって左側は深い谷になっていく。
右側も険しくなる頃には急坂はその度合いをつのり、下り切って平地に出れば間もなく天狗平という場所に着く。この場所が最低鞍部とのことだが、ここまでの急坂だったとは遠くから分からないもので、先週の荒沢岳からの眺めは緩やかな連なりにしか見えなかった。この頃には天気に変化がきざし、ガスの中に宿していた日が薄い部分から光がもれるようになり、潅木の薄い影を地上に落としていた。
 変化は矢継ぎ早で、ガスが瞬間的に晴れてはその合間に山肌を露わにすることを繰り返し、ほんのひとときから、たちどころに紅葉が広がるままになった。ガスは完全に晴れ、青い空も視界いっぱいに飛び込んできた。
こうなれば浮き足立って歩く事は避けられず、息の長い登り返しも当面は苦にならないところだ。高みに立つ頃には遠くの山々も眺められるようになり、荒沢岳の尖峰もはっきり大空に映し出されるようになった。
次の高みは岩肌を左側に巻いて通り過ぎ、その先から小さなピークを幾つか越して歩く。黒木やシャクナゲが目に付く頃から檜廊下の始まりなのであろうか。
 尾根上の黒木を避けて右斜面を導いていた登山道は、今度は這い登るような姿勢で再び尾根に上がり、背後の尾根に没していた越後駒ヶ岳がせり出して見えてくるようになる。越後駒ヶ岳からの綿々とした尾根に洗ったような日の光がそそぐと紅葉は鮮やかさをしたたらせ、広がっているのはまぎれもなく秋の景色だった。
 黒木が目に付かなくなって久しくなったが、これから登って行く二つほどの高みは、中ノ岳と同体で前線に一翼を担っているようなコブに相当する。太陽は中天に差し掛かってきたが、この時間になっても中ノ岳の西側斜面は霧氷で一面を真っ白にし、対照的に東側斜面は秋の日がまぶしいほどに照って赤く紅葉した潅木を浮かび上がらせていた。ここまで歩きがてらに中ノ岳から八海山への橋渡しになっている険しい細尾根に視線が止まりがちになり、その行く手を暗示している最初の突破口が中ノ岳の山腹から突き出している御月山だ。中ノ岳直下から予想していたとおりの急な登りになり、八海山の分岐を越して間もなくで避難小屋に着く。
 今日は小屋閉めの日に当たっていたのか、関係者が小屋の周りで忙しく動いていた。ここからほんの少し足を運んで標識の立っている中ノ岳に着いたが、昼食を取っている間に小屋の関係者も含めて5、6人の人に出会っただけの静かな山頂だ。駒ノ小屋に泊まったあれだけの数のハイカーの中に中ノ岳まで縦走するのは他に見当たらず、逆コースで中ノ岳から越後駒ヶ岳に向かっていく4、5名の若者のパーティ1組に会っただけである。十字峡から登って来たハイカーは中ノ岳まで5時間かかったと言い、早い人は4時間で登ることができるとも言う。
 中ノ岳を辞する時にすれ違いになった1人のハイカーは6時間かかったとあえぎながら話をし、今日は避難小屋に泊まって、さっそく今から酒を飲むつもりだと言っていた。コースタイムがハイカーによって大きく異なるのは、それだけ急登であることを物語っているようだ。十字峡に下って行く分岐の池ノ段には山頂から20分後に着く。ここで尾根伝いに行く丹後山の登山道を左側に見送って広い斜面を下る。笹原の中、潅木の中、と急な下り坂が続いて7合目の石標の立っている目印に気づいたが、9合目、8合目は通り過ぎてしまったようだ。登り返しを登り切って6合目の石標を見ることができ、その後緩やかな登り下りを経て一つ目の池塘は右側の縁を歩く。二つ目、三つ目の池塘を見て通り越し、ほどなく雨量計のある小屋の下に着く。この場所には日向山の標識が立ち、五合目の石標も埋まっている。急坂は止めどもなくこの後も続き、周囲は潅木からブナ林に変わっていく。四石目の石標を見て5分後には木々越しに十字峡の目安になるしゃくなげ湖を覗くことができ、ブナ林を抜けるとしゃくなげ湖をはっきり捉えることができた。三合目で休憩を挟み、またブナ林の中に入って行くとやがてエアリアマップに記す千本松原に着き、ここでコースタイムと照らし合わせることができた。二合目から道々に段差を挟んでペースが乱れ、一合目を過ぎると周囲の雑木林の葉は緑の色を濃くして秋の装いはこれからのようである。西空で落日を急いでいる太陽を気にしながら休み無く歩き、やがて足下に降り立つ車道を覗いたら濃い闇に包まれていた。


☆ コースタイム
  10月11日
   
小倉尾根登山口 9:10 小倉山 13:00百草の池 13:50〜13:55 前駒 14:45 
   駒ノ小屋 15:20
  10月12日
     駒ノ小屋 6:10 中ノ岳分岐 6:25 越後駒ヶ岳 6:30〜6:35中ノ岳分岐 6:40 
   諏訪平 7:00 天狗平 7:35〜7:40
中ノ岳 11:45〜12:10 池ノ段 12:30
     7合目 13:25  日向山 14:20〜14:25千本松原 16:00十字峡 17:25

☆ 費  用
   ・ タクシー代  浦佐駅〜駒ノ湯  一台 5、610円
          十字峡〜六日町駅  一台 6、430円
   ・ 宿泊費   2、000円


























 越後駒ヶ岳 地図      























 越後中ノ岳 地図    















































*3 上州 荒船山 平成20年10月19日 リーダー 清水裕

 計 画 書   







 荒船山 実施報告   

参加者少数に付き中止


































 荒船山 地図    
















































*4 関西 大和葛城山 金剛山 平成20年10月25〜26日 リーダー 清水ふ

 計 画 書   










 京都北山実施報告   


  《関西の山  大和葛城山・金剛山(大阪ダイヤモンドトレール)》

参加者 清水(ふ)[L] 中村 濱田 延命    計4名

10月25日(土曜) 天気 晴れのち曇り        −清水(ふ)記−
 昨夜、新宿を22時20分に出発した高速バスは、定時より早い、7時15分ぐらいに、大阪阿部野橋に無事に着いた。
バスを降りると、背広姿の豊岡さんと、今回一緒に歩いてくれる濱田さんが、すでに到着していて出迎えてくれた。豊岡さんは、これから仕事ということで、ほとんど話しをする間もなく、孫の写真だけを置いて走り去っていった。(わざわざ出掛けに来てくださり、ありがとうございました。)コーヒーショップで、軽いモーニングを食べて、7時50分の近鉄急行で、近鉄御所に向かった。御所駅前から葛城ロープウエイ行きのバスに乗り込む。バスの中は、小さいリュックを背負った人が大勢いた。
 私たちは、計画では、歩いて頂上を目指す予定だったが、日没が早い時期なので、ゆっくり歩きたいという皆の希望でロープウエイで、時間を稼ぐことにした。
 9時半少し過ぎに、10分ほどの登りで、大和葛城山の頂上に着いた。平らな頂上からは、大阪方面が良く眺められ、これから登る金剛山もススキをバックに良く望むことができた。国民宿舎への道を回りこんで、ダイヤモンドトレールと表記のある登山道にでて穏やかな道を少し歩くと、長い丸太階段の下りが待ち受けていた。どこまで下るのかと思わせる果てしなく続くような急坂を下って行くと、多くの車が道路わきにところ狭しと並んでいる水越峠に着いた。道路を少し下ったところの左側のガードのところが、ガンドガコバ林道の始まりで、歩きやすく、車が通れるほどの道幅がある。途中、金剛の水といういい水場があり、この水をペットボトルに入れて、家まで持ち帰る人も多くいるようだ。私たちはこの水場で昼食にして、おいしい水をたっぷりと飲んだ。それほど冷たくはないが、嫌味のないすっきりしたおいしいお水だった。
 カヤンボという分岐のところで、六道ノ辻を通る道に行くか、正規のダイヤモンドトレールを歩くか悩んだ末、杉ヒノキの美林と地図に書いてあるのに惹かれてか、ダイヤモンドトレールを歩くことにする。丸太階段を登って行くと旧パノラマ台という東側に眺めがあるところに着き、そこからは右にカーブして、片側に気持ちよい自然林を眺めながら高度を上げてゆく。ときおり、綺麗に紅葉した木々を見ることができ、日の光がほのかにさしこんで、さらに艶やかさを増しているところがあると、みんなで立ち止まり、見入ってしまう。左からの郵便道が合わさると、一ノ鳥居という素朴な生木でできた鳥居があるところにでた。ここからは、あっという間に金剛山山頂にある、葛木神社に着いた。1125メートルの山頂は気温11度で、ヒンヤリしていて、紅葉がきれいだった。
 今夜の宿、香楠荘へ行く道筋の展望台に上がると、大峰山系が、シルエットのように浮かび上がり、いつまでも見ていたいと思うような風景だった。4時少し前に宿に着いた。夜は、関西空港まで見渡せる夜景を眺めて、おいしい宿の食事を食べて、ゆったりとした時間をすごすことができた。


10月26日(日曜) 天気 雨
 雨のため、歩行中止 ロープウェイで下山し、奈良観光に変更             −濱田 記―
  天気予報が大きく外れ、日曜は朝から雨+風。こんなでは歩いても楽しくないし、第一怪我でもしたらつまらない!と意見が一致。急遽、奈良で開催されている正倉院展に行くことになり、食事もゆっくりと済ませ、宿を後にした。
 奈良に着いたのは、お昼近く。博物館に行くと雨にも関わらす、行列が出来ている。以前に来た時はこんなに見学者はいなかったなぁ。頭数が多いのを喜ぶべきか、嘆くべきか。ともあれ、行列の後から入館し、人に揉まれながら見学。暑い!各部屋の出口で4人合流しながら順々宝物を見てゆく。思いの外時間が掛かり、常設展には行けなかった。
 博物館を後にし、食事と買い物(私の推薦する奈良漬けの店に引っ張っていきました。お味は如何でした?)奈良駅で解散となり、山としては宿題が残った感があります。ところで、奈良国立博物館の常設展は仏像が主だが、篤志家から寄贈された青銅器類も展示。仏像も時代や国、作者によってお顔も異なり中には何時までも拝見していたいと思うものもあり、青銅器類も充実しているのでこちらも楽しめる。なにより、人が少ない!自分のペースでゆっくり楽しめるのが良い。他にも、古代からの都だけあって、お寺も多く、山は低いものの、散策がてらに歩くも良し、他の見学と組み合わせるも良しです。また、奈良市からは外れますが、明日香辺りを歩いて、または自転車を借りて回るのも楽しいですよ。トイレも完備されつつあり、その点でも安心です。ただ、文化財の保護の視点からでもあるのでしょうが、石舞台などは柵で囲われ、入場料も必要となりました。私が高校生の頃は田圃の中に大きな石がデンと坐っているという状態で、四方どこからでも近づけましたが。ともあれ、四季折々の風景の中でゆったり歩く奈良は良いですよ。是非、御来県を! 


 ☆ コースタイム

       25日 ロープウェイ前(9:10)大和葛城山(9:33)水越峠(11:03)金剛の水(11:53〜12:25)
         カヤンボ(12:30)一ノ鳥居(13:59)葛木神社(14:15)香楠荘(15:50)

 ☆ 費  用
      高速バス代(新宿〜大阪阿部野橋)8,610円
    近鉄電車代(阿部野橋〜御所)    610円 奈良交通バス代 270円
    ロープウェイ代720円(葛城山) 350円(金剛山)
    帰りの電車代(京都〜東京)   12,710円




























 大和葛城山地図   
































*s BGM歌詞

北帰港
1.窓は 夜露に濡れて
  都 すでに遠のく
  北へ帰る 旅人ひとり
  涙 流れてやまず

2.夢は むなしく消えて
  今日も 闇をさすろう
  遠き想い はかなきのぞみ
  恩愛 我を去りぬ





3.今は 黙して行かん
  なにお 又語るべき
  さらば祖国 愛しき人よ
  明日は いづこの町か
  明日は いづこの町か