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平成20年度 

7月山行計画&実施報告書



第1例会 青森 白神岳

第2例会 尾瀬 至仏山 笠ヶ岳

第3例会 霧ヶ峰 入笠山
       八島湿原 車山



                      古い顔

  





























*1 青森  白 神 岳 平成20年 7月4〜6日 リーダー 高柳

k 計 画 書     
































1r 実施報告   

《  東北  白神岳 》

参加者  高柳(L)大田 高橋              計3名

7月5日(土)晴れ 白神岳縦走             −大田 記−
748分に東能代駅で寝台特急「あけぼの」を下車し、五能線に乗り換え十二湖駅に98分に着いた。予約してあったタクシーに乗り15分ほどで登山口の広場に到着、身支度を整えて9時半に出発する。既に太陽は高く風も無く、暑い一日を予感させた。登山道はすぐに樹林帯に入り太陽を遮ってくれる。緩やかな登りを暫く辿り、急坂になるころ「最後の水場」に着く、片手で持つのがやっとの鉄製の柄杓で冷たい水を口に含む。やがて蟶山(まてやま)への登りにかかると急坂になり、45分ほど汗を流し12時に蟶山分岐に着いた。
 蟶山山頂へは左へ5分ほどであるが「やめようか」と3人の衆議一決、昼食にする。樹林帯の中で標高は830メートルであるが眺望は全くない。山頂は1232mメートルなので残り400メートルである。
 地図を見ると白神岳山頂への稜線にぶつかる方向へ向かっているはずだが、ブナ林に目隠しされていて何も見えない。そうかと云って透明なブナの葉を通す木漏れ日もない。今日のザックは久し振りに13.5キログラム、まだ意外と背負えるな16キログラムまでOKかな、などと考えて歩いていると目の前に全く突然、山頂への緑の稜線が望まれた、あそこまで登るかと思う間もなく、稜線は見えなくなってしまった。
 急登を登りつめると稜線の大峰分岐に着いた。左へ行くと大峰岳で明日はこの道を行く、今日は右へ山頂に向かう。山頂へ向かう稜線にキスゲのお花畑が広がり、その向こうには避難小屋が見えた。この景色が欲しかったのであるが、実はこの建物はトイレで宿泊小屋と見まがうほどの大きさである。トイレの前を通り小屋に1415分に着いた。登山口から4時間45分である。まずは寝場所を確保と小屋に入ったが誰もいない。小屋にあった大きなマットを3枚広げ、各自場所を確保しシュラフを出す。この建物は3階立てで収容人員は15名となっているが20名は入れそうであった。山頂へは小屋から23分で着く。
 天気は良いがモヤがかかっていて日本海も岩木山も何も見えない。水場の標識は無いが山頂直下の道を東に入り5分も下るとある。岩を伝い流れ落ちる水を、笹の葉で受けポリタンに落した。小屋へ戻ると京都から来た青年が一人いた。まだ午後3時、夕食には早いと荷物を整理したり雑談をしていたが、4時には夕食の支度を始め5時前には終わった。夏用シュラフにカバーを着けたが暑く、しばらくはシュラフカバーの中でまどろんでいたが、やがて
鳥の声、虫の声を聞きながら眠りに落ちていった。

平成20年7月6(土)   晴れ
  4時に起床し、早い朝食を済ませ、東側を見ると間近に向白神岳が見えており、日の出も見ることができた。避難小屋を出発したのは5時前であった。15分ほど下って歩くと、昨日登って来た蟶山コースへの分岐に着いた。我々は左折せずにそのまま北に進み、縦走コースに入る。この辺りは斜面一面がニッコウキスゲとクガイソウの群落であった。今回の山行で一番のお花畑、皆で持ってきたカメラを取り出し、写真タイムとなった。遠くの日本海辺りを見るが靄がかかっているようで眺望は得られなかった。分岐を過ぎると笹の中の道を通る。背丈よりも高い笹の葉が夜露で濡れており、道を歩いて行くとたちまちズボンが濡れてくる。ズボンがビショビショになって、もうこれ以上は耐えられない
と、雨カッパのズボンを着用したが、暫し歩くと、笹の道はなくなり、カッパの着用効果は殆どなかった。このコースはあまり歩かれてはいないようであるが、道はかなりしっかりしており、迷うようなところはなかった。途中で、昨日避難小屋に
一緒に泊まった京都の若者が追い付いてきて、我々を追い越して行った。 小さなアップダウンが何度も現れ、なかなか、行程ははかどらない。何度かニセのピークに惑わされ、ようやく大峰岳にたどり着いたが何の変哲もないピークであった。ここからは多少歩きやすくなり、ピッチが上がる。それにしてもこの稜線、ほとんど展望は無い。ただブナの木々の間を縫うように進むといった感じで、全く風景が変わらない。やがて崩山を過ぎ、眼下に十二湖の湖沼とその先の日本海の見える大崩のあたりに到着した。今回の山旅のハイライトで絵になるとても美しい景色だった。ここで早めの昼食休憩を取った。
 ここから先は急降下が始まり、またブナの林の中をどんどんと下っていった。京都の若者とはその後も何度か前に行ったり、抜かれたりを繰り返していたが、本格的な下りになってからは、追い越されたまま会わなくなった。傾斜が段々と緩くなってきたころ下から夫婦と思われる男女が軽装で登って来た。十二湖の景色の見えるところまで上がりたいとのことだった。この縦走コースを登ってくる人と出会ったのは初めてであった。この辺りはキャンプ場になっているらしく、ベンチなども各所に置かれていた。きっと夏休みともなると大勢の家族連れで賑わうことだろう。さらに下ると、大町桂月記念句碑があり、多くの観光客がいた。左手には十二湖の一つである青池が青々とした水をたたえていた。時計を見ると11時であった。句碑の前で記念写真を撮り、後は舗装された道を歩いて下り、バス停のあるビジターセンターに着いたのは、11時20分頃だった。京都の若者は11時には下山していたとのことだった。ビジターセンターで食べたソフトクリームの味は最高に美味かった。ここで十二湖で1泊するというリーダーの高柳さんと別れ、私と高橋さんは帰路につきバスで五能線の十二湖駅に向かった。

☆コースタイム
    75日(土)
        十二湖駅(9:089:15タクシー)登山口駐車口(9:30)旧登山口200m9:35
     二股分岐
370m10:20)大木戸沢水場630m11:1011:15)蟶山分岐830m
    (
12:0012:20)大峰分岐1208m13:5514:00)白神岳避難小屋(14:15
     
14:30)白神岳山頂1232m14:35

   76日(日)
       白神岳避難小屋(4:55)大峰分岐(5:05)大峰岳1020m7:257:30)崩山939m
      
9:00)大崩(9:359:50)奥十二湖・青池180m11:00












































1m 白神岳地図   








































*2 尾瀬 至仏山 笠ヶ岳 平成20年 7月18〜20日 リーダー 清水ふ

2p 計 画 書     







































2r 至仏山実施報告   

 《  尾瀬  至仏山・笠ヶ岳  》

参加者 清水(ふ)(L) 中村 高橋    笠ヶ岳のみ 川端 鈴木 竹中         計6名

 7月19日(土) 曇り時々晴れ                                    −清水(ふ) 記−
4時頃、バスのエンジン音が止まった。戸倉のバス停に着いたようだ。ここから大型バスから、小型バスに乗り換え、鳩待峠に向かう。梅雨前線が消えて、夏本番に入ったようで、海の日を携えた3連休初日の今日は、大勢の人が、尾瀬に入るらしい。私たちメンバー3人は、5時頃シャトルバスに乗り、5時15分過ぎに鳩待峠に着いた。今日のお天気は、問題なしだと思っていたら、私たちの降り立った周辺には、霧が立ちこみ、どこもかしこも真っ白だった。売店前の濡れたベンチに座り朝食を済ませて、今日はここに戻ってきて宿泊予定なので、荷物整理をして、サブザックに必要なものを押し込んで、鳩待山荘にその他の荷物を預けた。山の鼻への階段を下り、濡れた木道を滑らないように慎重に歩いて行く。時折、観光客のツアー団体が、行く手を阻み渋滞を起こしている。慣れない木道歩きで、滑って転んでいる人もいるようだ。景色が大きく広がり、尾瀬ヶ原の西端の山の鼻に着いた。ここで、ビジターセンターの観察会でお勉強をしてから追いかけてゆくという高橋氏を置いて、私と中村さんは、至仏山に向かって歩を進める。いきなり階段状の急登が始まるが、昨日から、今日の朝までにかなりの雨が降ったようで、階段状の道は、水が多く流れていて、非常に歩きにくい。さらに黒光りしている蛇紋岩は、石の中でもつるつるしている類らしく、ちょっと油断すると、つるっと滑る感じがするので、とても神経を使う。小さい石が、やがて大きい石の塊になり、鎖場を2箇所越えると、至仏頂上前のお花畑にでた。シオガマや、ナデシコ、アズマギク、シナノキンバイ、など綺麗に咲き誇っている。階段状の良く整った道が出てくると、にぎやかな至仏山の頂上にでた。
 人が多くてどこで休もうかと悩んでいると、あとから登ってきた高橋氏が追いついて、ここで、合流した。とりあえず、小さいスペースを見付けて、一休みして、早めの昼食とした。小至仏山へは、歩きにくい大きい岩のごろごろしたところや、ぐじゃぐじゃした土のところを歩いて行く。小至仏山から南西方面を見ると、上州武尊山が大きく横たわり、その手前に明日登る予定の笠ヶ岳の三角錐が可愛い感じに見えている。 尾瀬ヶ原方面を見るとさっきまで、ぼんやりしていたヒウチ岳だんだんはっきりして綺麗に見えてきた。白い石楠花が、あちらこちらに咲いていて、眩しい感じがするので、ヒウチ岳と一緒に写真に収めた。オヤマ沢田代の手前で、笠ヶ岳に向かう道を分けて、ワタスゲが風に吹かれて涼しげな小さい湿原にでた。湿原の景色を堪能してから、歩きやすい階段状の道をポコポコ歩いて、観光客で賑わう鳩待峠に3時前に着いた。

7月20日(日)曇りのち晴れ                                           ―川端 記― 
 昨晩宿泊組と鳩待山荘前で合流して笠ケ岳へ向かう。今日も大勢の人が鳩待峠でシャトルバスから降りた。殆どの人は尾瀬ヶ原へ行くようだが、至仏山へ向かう人達も結構いて山道はちょっとした渋滞である。我々はオヤマ沢田代(笠ケ岳分岐)より人気を避けるように笠ケ岳へ向かう。ぬかるんだ道は歩きづらいがサギソウ、キヌガサソウ、ハクサンコザクラ、トキソウ・・とたくさんの花を眺めながら山頂へ到着。そこには何組か先客がいたが、彼らは鳩待峠からの往復のようで湯の小屋温泉へと縦走する人は少ないようである。山頂での
展望を楽しんで、今回は登りより下山が長いとのことで先を急ぐ。片藤沼辺りまではお花が咲いていたがその後は急坂の下りと幾つかの登り下りを繰り返す樹林の中の道で、展望も花もないただ長く感じただけの道であった。そろそろ歩くのがいやになった頃、湯の小屋温泉に到着。 温泉で汗を流し、バスで水上駅向かう。一度は歩いてみたかったコースであったが、また笠ケ岳に登るなら鳩待峠からピストンが良いかな・・。 しかし、静けさを求めるならばこのコースも捨てがたいが単独行では寂しい。
余談 : 私の乗車したツアーのバスが5台もあったのに今回初対面の竹中さんが 隣の席に座っていた人だと後から知って驚きでした。  こんな偶然があるのですね。

☆ コースタイム
   19日
      鳩待峠(6:00)山の鼻(6:50〜7:10)至仏山(10:25〜10:50)小至仏山(11:40〜11:50)笠ヶ岳分岐(12:20)
      鳩待峠(13:40)
20日 
      鳩待峠(5:45)笠ヶ岳分岐(7:20)小笠(8:25〜8:35)笠ヶ岳(9:20〜9:40)避難小屋(11:25〜11:55)
      湯の小屋温泉(14:45)

☆ 費用
  夜行バス代     4,200円   宿泊代(1泊2食)    8,500円
  関越交通バス代 1,000円   葉留日野山荘風呂代  500円 
  JR電車代   2,940円(水上→上野)

  







































2m 至仏山地図   



























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 笠ヶ岳地図 































*3 霧ヶ峰 入り笠山 八島湿原 車山 平成20年 7月26日〜27日  リーダー 清水裕

3p 計 画 書   











































3r 実施報告   

《 信州  入笠山・八島湿原〜車山 》

参加者 L 清水(裕)、斉藤、吉田(博)、土方、山田、武田、藤巻      計7名
入笠山 7月26日(土) 晴れ
                                  −山田 記−
 今回は車2台に7名。甲州街道の南側から北側へと、機動力を駆使したコース設定だった。電車組は8時54分小淵沢駅着で、初顔の方もお二方おられたが、無事ご対面となった。小淵沢駅から1時間余車を飛ばして入笠高原を登った。道路が整備されていて、通常の登山口よりも数段高いマナスル山荘横まで上がる事ができた。車を降りて身支度をして登り始めたが、30分弱で山頂に至った。あっけなかったが、この山頂からの眺めが雄大だった。八ヶ岳が眼前に聳え見事な眺めだった。少し視程が短く、富士山も北アルプスも霞んでいたが、360度のパノラマを十分に堪能した。下りは反対側に降り、首切清水という物騒な名前のわき水の横を通り、大阿原湿原をぐるりと散策して駐車場に戻った。ここで昼食。その後、入笠山と反対側に位置する入笠湿原を散策した。すずらんは残念ながら散った後だったが、しばし高層湿原を楽しんだ。再び車に乗り、20号線を下って、上諏訪から霧ヶ峰の真南に抜ける裏道を北上した。この日は夕立の予報が出ていたので、早めの到着とし、汗を流してゆっくりした。霧ヶ峰ひゅっては、八島湿原の入口にあるちょっとおしゃれなプチホテルである。夕食もフランス料理で、館内はご主人が集めたアンティークで埋め尽くされており、過ごすのが楽しくなるような宿であった。


八島湿原〜車山 7月27日(日)曇り後晴れ
 夜来の雨が上がり、朝食前に八島湿原を散策した。至る所でウグイスが鳴いていた。軽い運動のせいか、朝食の手作りのパンがとてもおいしかった。身支度を整えて、9時出発。八島湿原の北側を巻くように歩き、鎌ヶ池キャンプ場を抜けて尾根に取り付き、約1時間で物見岩に到達。八島湿原の全景が眺められた。ここから尾根伝いに蝶々見山を経て車山山頂に達した。その間、数多くの高山植物に出会った。とりわけ、蝶々見山付近のニッコウキスゲが美しかった。女性陣はさすがに花の名称を判別していて勉強になった。まだ昼食には早かったので、車山を下山し、蝶々見山の手前で車山湿原に入った。ここも高山植物の宝庫だった。沢渡を経て、御射山ビジター
センターに到達。ここで昼食とした。残念ながらセンターは閉店していた。14時過ぎに出発点に戻り、車で小淵沢まで移動して解散となった。お試し山行としては手頃なコースだったと思う。





コースタイム
  7月26日 マナスル山荘(10:20入笠山山頂(10:50大阿原湿原(11:20マナスル山荘       (12:00昼食(12:30入笠湿原(14:00
  7月27日 八島湿原(9:00物見岩(10:00蝶々見山(10:30車山山頂(11:00
       
御射山ビジターセンター(12:30昼食(13:00八島湿原入口(14:00









































3m 入り笠山地図   



車山地図




























































*s BGM歌詞

古い顔


1.子供の頃に遊んでた
  学生時代につき合った
  いろんな友がいたけれど
     (繰り返し)
    「みんなみんな 今はない
    ああ 懐かしい古い顔」

2.夜遅くまで 座り込み
  笑って飲んだものだった
  あの仲良しの飲み仲間
     (繰り返し)

3.恋もしたっけ 素晴らしい
  美人だっけが あの人も
  今じゃ会えない人の妻
     (繰り返し)
   心を知った友達は
   兄弟よりも懐かしい
   同じ家になぜ君は
   生まれて来てはくれなんだ

4.そうすりゃ今でもそばにいて
  亡くなった友去った友
  うばわれた友 いろいろな
  昔の友を語ろうに
     (繰り返し)