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平成20年度

4月山行計画&実施報告書


第1例会 上州 小野子山
           十二ヶ岳
 

第2例会 奥多摩 
鍋割山

第3例会 奥多摩 
御前山

第4例会 鈴鹿  伊吹山 横山岳
                   

                      青春は山の彼方に

鍋割山山行時 

  



























*1 上州  小野子山十二ヶ岳 平成16年4月3日 リーダー高柳

計 画 書    




























小野子山十二ヶ岳地図     













































実施報告   

《  渋川  小野子山〜十二ヶ岳 》

平成20年4月5日(土)晴れ
参加者  L.高柳、小野、中村、清水(裕)、吉田()、土方  計6名
                                                       土方 記

本日の天気は見事に快晴。参加予定であった宇野さんが、ちょっとしたトラブルのため参加できないという残念な出来事があったが、とりあえず全員が渋川駅に集合した。2台のタクシーに分乗して登山口まで移動。途中、清水さんのギター談義に耳を傾けていると30分ほどで赤芝の登山口に到着した。本日のコースは十二ヶ岳より直接小野上温泉へ下るコースであったが、このコースが落石のため危険との情報から十二ヶ岳手前分岐より沢沿いに下るコースに変更し出発。

登山口より姉ツツジと呼ばれる稜線までは、たいした登りもなく新緑の中を歩くとても気持ちの良いコースで、自然とおしゃべりに花が咲いた。話が白熱してくると“あれ、これってセクハラ”と思われる冗談も飛び出したが相手は数多くの困難に打ち勝ってきたオバタリアン“失礼”山のプロ集団であった為、哀れなオジンたちのつまらない悪あがきとして簡単に処理されてしまった。楽しいおしゃべりをしているうちに1110分ごろ小野子山に到着した。

小野子山は雪に覆われた谷川岳が望める明るい山頂であった。小野子山から中ノ岳までは200m程の急坂を下らなくてはならず北側斜面である為、雪も多く残っており高柳リーダーの指示により全員がストックを装備し慎重に下った。鞍部で一息ついた後、今度は急斜面を登り返すとやっと中ノ岳に到着しここで昼食。

中ノ岳から十二ガ岳までは、同じく200mどの下りと登りがある。分岐からの登りには男坂と女坂の2つのルートがあり、男坂のルートを登る事にした。このルートは手を使わなくては登れないほど急坂で、トレースも不明瞭であった為、途中で間違ったルートに足を踏み入れてしまった。すぐに間違いに気づき引き返したが足場が悪く正規のルートに出るまでかなり苦労、というより大騒ぎをしてしまった。

十二ガ岳山頂は、それまでの苦労を吹き飛ばすほどの大展望で谷川岳、上州武尊山、榛名山、浅間山など360度の眺めを楽しんだ。帰り道は、女坂のルートで分岐まで戻りそこから小野上温泉まで花が咲き乱れる里山の道をのんびりと下り、全員無事に小野上温泉駅に到着した。

☆コースタイム
      渋川駅(9:029:15)登山口入口下車(9:459:50)登山口(10:1510:20)小野子山
   (
11:1011:20)中ノ岳(12:2012:45)十二ヶ岳(13:4514:00)小野上温泉分岐
   (
14:15)林道=入道坊主(14:5015:05)小野上温泉駅(16:20

  



  






































*2 奥多摩 高岩山〜鍋割山 平成20年 4月13日 リーダー原田

計 画 書    





































高岩山、鍋割山地図     


  












































































実施報告    

《  奥多摩  高岩山〜鍋割山 》

平成20年4月13日(日) 曇り
参加者 原田(L)高橋 尾辻 八木 片倉 佐藤(忠) 清水(ふ) 梅沢
                                  白井 竹中 池田 計11名
                                 −原田 記― 
 養沢神社がサルギ尾根の入り口となる。同じバスで降りた団体の前に出るべく、神社右手の植林帯にあたふたと入る。急登は5分位で、上るにつれ雑木となり、岩尾根っぽくなると、最初のイワウチワの群生地809mのピーク。さらにその先が次の群生地高岩山。見ごろである。曇天の中、懸命に光を集めて薄いピンクの花を輝かせてくれている。この2箇所を過ぎると、パタリとイワウチワは見られない。
 立派な屋根付の展望台でお昼。いくらもしないうちに、団体が到着。先に陣取っていた無線の男性の大きな一人しゃべり声に団体のガヤガヤが絡む。早々に私達は腰を上げる。昔石灰岩を採った芥場峠を過ぎ、鍋割山方向に曲がると沢山のカタクリの蕾がひっそりと開花を待っている。鍋割山から進路は北へ。ここからは、誰にも会わない我々だけのルート、あいにく展望ゼロの下降路だが、花々との出会いもあり、退屈はしない。鳩ノ巣渓谷は、サク
ラと芽吹きの木々の色の競演で、日本の春
の美しさに一同に思わず笑顔が広がる。
 天気予報の悪い中、今回は会の予報官の「曇りでしょう」のお言葉で、決行。
参加の方を雨の中歩かせることにならず、ホッとした。行きたい山に行けるチャンスは、逃すとそうは巡って来ない。とくに花目当ての場合は。

*花ベスト3  1 イワウチワ (見ごろ、今回のテーマ)
        2 マキノスミレ(奥多摩には多いとのこと)
        3 シュンラン (一株、観察力の賜物)
 他に、ミヤマシキミ、センボンヤリ、アセビ、ミツバツツジ、ヒナスミレなど



     コースタイム
            養沢神社(8:50)650m付近(9:30〜9:35)高岩山
       (10:05
〜10:15)展望台(11:10〜11:30)
        鍋割山分岐(11:45)
鍋割山(12:05〜12:15)大楢峠
       (12:59〜13:05)759m
(13:38〜13:45)鳩ノ巣
       (14:40)      実働 5時間

    費 用
          電車JR立川―武蔵五日市 290円 鳩ノ巣―立川 540円
          バス 武蔵五日市―大岳鍾乳洞入り口 470円    


 












































*3 奥多摩 御前山 平成20年 4月19日 リーダー 八木

計 画 書   



























実施報告   

《 奥多摩  御前山 》

平成20年4月19日(土) 曇り 
参加者  八木(L) 吉田(博)白井 原田  計4名

                            −吉田(博)記−
  週末の天気予報は悪く、奥多摩行きの電車もガランとして、鴨沢西行きのバスに立つ人はいなかった。惣岳バス停でおり、ガードレールの切れたところから階段を下りていくとむかし道で、今朝になって車で行く事にしたリーダーが待っていた。参加者一人が電車が遅れてバスに乗り遅れたため後から追いかけるとか。スパッツをつけ、急登にそなえて上着をぬぎ、渡渉のためにストックの調節をする。5分も歩かぬうちにシダクラ橋に到着。
 渡ろうとしたら車の音。パトロールの人かと思いよけていると遅れていた一人がタクシーで追いついた。今日はバリエーションルートでもあるし、早いうちに合流できてよかった。グラグラする橋を渡り祠の前を沢に下りていく。今朝方まで降っていた割に流れは速いが濁っていない。すべらない石をみつけてくれたので難なく渡ることができ一安心。
 山道は始め緩くそして木につかまりながらの急登になる。芽吹き始めたばかりなのでよく見渡せるが、夏だと藪こぎの箇所もあるとか。大きな岩を越すと左からの道を合わせ地図上の810m地点。予報に反し青空も覗いている。昨夜までの雨で登山道が心配だったが、地面は乾いていて心配するほどのことはなかった。
 ここからも緩くそして急登のあと大岩を越えて次のピークに立つが、この急斜面にダンコウバイやハシリドコロ、ヨゴレネコノメそして開いたばかりのカタクリの薄紫が鮮やかだ。
 左に栃寄からの道を合わせ「アセビの広場」の標識のある小平地に出る。木々の間から見える白い山は雲取か? 整備されたシダクラの道を惣岳山へ向かい、御前山へはロープで仕切られた道を行く。
 カタクリの時期には立錐の余地もないほどの人、人らしいが、今日は十数人。ベンチも空いていてここで昼食とする。頂上にカタクリは1輪も咲いていなかった。
 惣岳山まで戻り広々として気持ちのいい防火帯を小河内峠に向かう。途中、去年事故があったために通行止めで巻いたところがあるが、よく見ているHPの人が定点観測で行く岩場の露岩、ソーヤの丸デッコとはそこのことか?確認できなかった。
 小河内峠に着いた頃から風が冷たく雲行きも怪しくなってきた。ここからも下山できるが、計画書通り水窪山を経るためゆるく登っ
ていく。三頭山方向への分岐がアケボノスミレ群生の斜面になっておりしばし写真タイム。

 清八新道は広い防火帯と自然林で気持ちがいいし、なんと言っても今日は人が少ない。御前山の頂上付近だけであとは誠に静かだ。
 ネットの情報で、計画より近くに奥多摩湖畔道路に下りられる道があるというので分岐を右に下りる。ジグザグの急斜面でニリンソウが咲いていたりする。
 湖畔は満開の桜や、木々が芽吹き始めたばかりで今まさに春爛漫。お天気も快復してきて陽が差す中ぶらぶらと帰路に着いた。 

    コースタイム
          奥多摩むかし道(9:00) 810m点(10:10〜10:20)
          アセビの広場(11:25〜11:35) 惣岳山(11:55)
          御前山(12:15〜12:40) 惣岳山(12:50)
          小河内峠(13:30〜13:40)水根山(13:50〜13:55)
          奥多摩湖畔道路出合(14:35) 奥多摩湖(15:15) 


























御前山 地図    






























*4 鈴鹿山系 伊吹山 横山岳 平成20年 4月26〜27日 リーダー 清水ふじよ

計 画 書   



























実施報告   

《 琵琶湖周辺  伊吹北尾根・横山岳 》

参加者 清水(ふ)[L]、高橋、鈴木、豊岡、濱田        計5名
4月26日(土)曇りのち雨 伊吹北尾根
                              −清水(ふ) 記−
東京付近は、どんよりとした曇りがちの天気だったが、新幹線に乗り込み、浜名湖近くになると晴れ間が見えてきて、これは良い兆しと思っていたら、名古屋近くは雨模様。今日の天気は、どうもかなり不安定なようだ。
  名古屋で、Tさん、Sさんと合流し大垣に向かい、さらに関西在住のTさんとHさんと養老鉄道の乗り換え口で、合流した。
  養老鉄道の終点の揖斐駅で、予約した5人乗りのタクシーで、伊吹北尾根の出発点の国見峠に向かった。
  タクシーを降りると、お天気はまずまずではあるが、いきなりの強い風に、たじろいで、国見峠の石碑を眺める余裕もなく、登山道を登り始めた。
  いきなりの急登だが、だんだんと風もおさまり、余裕が出てきたころ、Sさんがお花ないねと言ったとたん、目の前にピンクの花びらを発見した。よく見ると、イワウチワの花びらだった。登山道の左側を見るとずっと奥のほうまで、イワウチワのお花畑が広がっていて、さらに登って行くとそのお花畑は、登山道の両側に広がっていて、標高800メートルから1000メートル少し上まで、かなりの長さで続いていた。さらに高度を上げて行くと、イワウチワのお花畑はカタクリの道に変わり、カタバミや、ヒトリシズカ、イワナシ、スミレなど多くの春のお花を楽しむことができた。
  大禿山で、昼食を取り伊吹山に向かうが、伊吹山方面は黒っぽい雲に覆われていて、展望は全く期待できない。
  石灰を多く含む滑りやすい石の道と、石のない歩きやすい道が交互に現われてくるころ、雨粒がポツリポツリと顔や手に感じるようになったので、レインウェアーを身につけた。
  御座峰から少し下り、少しじめじめしているようなところにザゼンソウが、顔を出していた。
静馬ヶ原という荒野のような広い所に出ると急に風が強くなり、吹きとばされそうになりながら、さざれ石公園との分岐を過ぎると程なく伊吹ドライブウェイのガードレールが見えてきて、アスファルトの道を20分程歩くと伊吹山の駐車場に着いた。
 雨がだんだん強くなり、止みそうにないので、伊吹山の頂上には登らず、15時30分の関ヶ原行きのバスが来るまで休憩場で、ゆっくりすごした。

4月27日(日) 曇り時々晴れ 横山岳             −鈴木 記−
  関西の花の名山横山岳は、私の恋焦がれていた山であった。
 横山岳は琵琶湖の北部に位置する双耳峰の山で、谷コースと尾根コースがあり、今回はブナ林を行く東尾根コースをとった。宿の好意により長い林道歩きを割愛できたのは幸運であった。
  登り始めより急坂が続く。イチリンソウ、スミレ、キランソウなど花いっぱいの草つきの急斜面は、少し気を抜くと滑り落ちそうなほどである。尾根上に出てもまだまだ急登の連続であったが、上を見れば、タムシバ、クロモジ、ムシカリ、ミツバツツジ、足下にはシハイスミレなどの花が愛らしく咲いていて疲れを吹き飛ばしてくれた。
  急斜面もそろそろ終わる頃、あたりはブナ林に変わり、イワウチワが咲きだしてきた。春のブナ林も美しかったが、そこから続くイワウチワの群落はすばらしかった。2時間ほどの登りで東峰に到着。少しかすんだ金糞岳を大きく見ることができた。
  山頂付近ではイワナシの花がたくさん咲いていた。西峰(本峰)まではやせた尾根道で展望もよく、やわらかな薄緑の木々の息吹を眼下に感じながら快適に通過した。
  30分程で小さな広場の横山岳本峰に到着。三高尾根コースを登ってきた男性に、花が一杯だったよと聞き心弾ませながら下山した。下山そうそうからまた急坂が続きロープも張られていたが、道はしっかりしていて不安なく下りることができた。下るにつれ若葉の緑が多くなりピンクの桜もやさしい色で咲いていた。道端には予告どおりイワウチワ、カタクリ、スミレ、イカリソウなどが咲きみだれ、鳥越峠が近づくあたりはヤマブキが満開であった。鳥越からコエチ谷の下りも又急坂であったが、足元のイチリンソウと歩いてきた横山
岳の峰々を眺めながら無事林道に到着した。
  横山岳は春から秋までたくさんの花が咲く花の名山で、それが十分に納得できる山行であった。花の山に大感激、また、おいしい宿に感激の山旅であった。
  次回はぜひ、花がいちばんきれいという白谷のコースを登ってみたいと思っている。

☆ コースタイム
  26日 伊吹北尾根
    国見峠(10:15)国見岳(11:10〜11:20)大禿山(11:55〜12:15)御座峰(12:45)
    静馬ヶ原(14:15)
山頂駐車場(14:40)
27日 横山岳
   東尾根コース登山口(8:20)東峰(10:30)横山岳(11:03〜11:15)鳥越分岐(13:05)
   白谷登山口(13:30)長治庵(14:20)

☆ 費用 
    電車代22560円(東京〜名古屋、米原〜東京の新幹線代を含む)

    タクシー代2710円(一人分) バス代1200円
    宿代   9000円






























伊吹山地図     






































横山岳 地図    




































*s BGM歌詞

青春は雲の彼方に

             1.山に憧れ 山並み越えて
             はるかに見おろす 花咲く村よ
           ヤッホー ヤッホー
             呼べば答える 明るいこだま
           ああ青春は流れる雲の彼方に


           2.
胸もふくらむ みどりの風に
             手を振るあの娘は 野ばらか百合か
           ヤッホーヤッホー
             いのち燃やして 小鳥も歌う
           ああ幸せは 流れる雲の彼方に



           3.山は夢呼ぶ 僕らの大地
             ザイルつないだ 心と心
           ヤッホー ヤッホー
              赤くかがやけ 夕焼け小焼け
            ああ憧れは 流れる雲の 彼方に