* 平成19年 11月
山行計画&実施報告書


第1例会 奥多摩 大塚山

第2例会
 関 西 北山 六甲山 

第3例会
 大菩薩 高丸 大谷丸

第4例会 西丹沢 鉄砲木ノ頭



                      いつかある日



  


























* 奥多摩 大塚山 平成19年11月3日 リーダー 原田

計 画 書    









































実施報告    

      《 奥多摩  大塚山 》

参加者 原田(L) 広瀬 小野 中村 高橋 吉田(博) 延命   計7名

 11月3日(土) 天気 曇り                 −原田 記−

寸庭集落の大塚山への真新しい標識に従い、鉄五郎新道に入る。このところの雨の為、越沢を右手眼下にした斜面の細いトラバースの土道は滑り易いところもあり、余所見はできない。40分で金比羅神社着。ここは越沢バットレスの上部に当たる。広沢山へは1時間余の本格的な雑木林の尾根登りである。途中の岩尾根は4月にはイワウチワ、ヒカゲツツジ、6月にはバイカツツジが楽しめる。あとは植林の楽な広い尾根道を25分で大塚山園地着。ビジターセンターまで進み、昼食後、日の出山へ。さすがに祝日のメーンストリート、賑わっているが、山頂から足場の悪い急坂を下って北尾根に入ると、行きと同様我々だけのルートとなる。前半は雑木林の下降でひたすら尾根を北へ、急坂もあるのでゆっくり下る。後半は植林となり、山頂より1時間40分で光仙橋着。多摩川の遊歩道を
ラフティングやマウンテンバイクを楽しむ若人を見ながら、文字通り遊歩しつつ、約20分で御岳駅着。


 花ベスト 
   1 センブリの群生 (北尾根の下部で、本日一番の盛り上がり)
  2 フクオウソウ  (地味ながら、気になる花。あちこちで見られる)
  3 キッコウハグマ (とんがった蕾は開花すると白くて真に清楚)
他に、キクやアザミの類多数、コアジサイ(黄葉)、 マツカゼソウ 、リンドウ 、実はツルリンドウ、ミヤマシキミ、オトコヨウゾメ、ツリバナ、シオデなどが見られた。日差しと展望にあまり恵まれなかったおかげで、足元の植物に集中できる山行となったかな。尚、鉄五郎新道は昭文社の地図にはないが道は明瞭。日の出山北尾根ルートは最近掲載され
るようになった。


  コースタイム
       古里(8:48)→寸庭集落大塚山登山口(9:17)→金比羅神社(10:00−10:10)→
     広沢山(11:23−11:28)→大塚山園地(11:53−12:00)→ビジターセンターで昼食
    (12:20−12:55)→日の出山(13:43−13:53)→岩テラス(14:45−14:50)→
     光仙橋(15:33)→御岳駅(15:58)

 費 用
     JR 立川→古里 540円 御岳→立川450円  













































大塚山 地図    







































* 関西 京都北山.六甲山 平成19年11月9〜10日 リーダー 豊岡

計 画 書    










































実施報告    

         《関西の山 京都北山・六甲山 

参加者  高柳【CL】、豊岡【SL】、中村、高橋、片倉、清水(ふ)、宇野、梅沢 濱田
                                   計
9

京都北山・天ガ岳  11月10日(土)晴れ        ― 浜田 記 ―
週末の天気予報が晴れ→雨→晴れと目まぐるしく変わり心配していたが、幸いにして曇り空の朝を迎えた。京都駅前で関東組と無事合流。8時前のバスに乗り込む。
 バス・叡電を乗り継ぎ鞍馬駅より歩き出す。取り付き点に道標がなく地元の方に教えて頂き、登山コースに入る。この道は京都一週トレールの道だが整備されているとは言い難い。しかし、落ち葉のフカフカした道、露出した木の根が足を掬いそうだが、それでも地元の小学生だろう、手書きの「山を大切にしよう」といった看板を見ながらの道は楽しく迷う事はない。
 尾根道をたどり小さなアップダウンの後、分岐を大きく左に曲がると三角点がある筈。左右に点在する石がそれらしく見えてくる。気付かずに通り過ぎたのかなぁと思いだした頃、先頭から「あった」の声。三角点で小休止。果物等が回ってくる。「有り難うございます。」
 季節は11月だが紅葉には早い様だ。
それでも高度を稼ぐにつれ次第に色づいた木も現れる。木立の間から鞍馬尾根も姿を見せた。数年前に歩いた道だ。山頂も間近の筈、ここかと思いながらやっと登ったら偽ピーク。何度も騙されながらどうにか天ガ岳に辿り着いた。眺望はないが12時を回っているのでここで食事となる。
 頂上からしばらくは急下降、後はしっかりした登山道を下る。木立の道で眺望はほとんどないが、シャクナゲ尾根辺りは名の通り石楠花が続き、季節には優しい色で目を楽しませてくれる事だろう。だらだらした道で膝がおかしくなりそうだ。いい加減いやになった頃ようやっと下山。林道は水が豊富な谷沿いを走り、蟹に出会ったり大きな蛙に驚いている内、大原の里へ。
とたんに観光地となった。一時間近く歩いてバス停まで行き、今夜の宿を目指した。
 今回の北山は紅葉には早かったものの、それなりの姿を見せてくれたし、自然林があるかと思えば整然とした杉林もありで、結構楽しめるコースでした。

  費 用 
   バス 京都駅〜出町柳(片道)220 大原〜国際会館(片道)280
   叡電 出町柳〜鞍馬(片道)410 地下鉄 国際会館〜四条(片道)280
   阪急電車 烏丸〜芦屋川(片道)510

  コースタイム
      鞍馬駅(9:10)薬王坂(9:40〜9:45)天ヶ岳(12:15〜12:50)翠黛山分岐
   (14:30)寂光院(15:00)


六甲山 11月11日(日)晴れ一時曇り              ― 高柳 記 ―
 朝7時前に宿の朝食を摂り7時35分に出発する。この宿は芦屋川駅から30分ほどの急登の上にあり、高座ノ滝登山口のそばにある。登山口は石畳の広場になっていて、1メートル四方の金枠の中で火が燃やされていた。そのそばには男が3人腰掛けていて、その中の一人は30年来ここに来ていると話しかけてきた。高座ノ滝は高さが10メートルほどある赤石でその中心を白い水が流れ落ちていた。
 ここから風吹岩まではロックガーデンと呼ばれている階段状の岩を行く、これを登りきると風吹岩で、周囲には遮るものがなく名称の謂れが分かる。眼下にはビルが建つ市街地と大阪湾が見えていた。霞んではいるが湾には船が点在している。登山口の高座ノ滝方面も見え、歩いてきた道には岩が屹立していてロックガーデンと呼ばれている意味が理解できた。
 雨ヶ峠を通り、途中「本庄橋」を下に見て、この先の七曲と呼ばれている道を行くのだがそんなには曲がってはいない。この道は「魚屋道(ととやみち)」とよばれその昔、朝大阪湾の浜で獲れた魚を標高約900メートルの六甲越えをして有馬温泉まで運んだ道だという。歩を進めていくと突然行く手に自動車が通るのが見えて驚いたが、そこは頂上直下の「一軒茶屋」で、茶屋には自動車道が走っていた。
 山の中にある茶屋とは趣きが異なり大きく立派な建物で食事なども商っている。登山者の休憩場所にもなっていて、店内に入り持ち込んだ昼食のパンとチーズを食べ、コーヒを飲んでいると、わたしの前で二人の登山客が生ビールを飲んでいた。このチーズを口に入れ、あのビールを二口飲んだらどんなに幸せかと思う
 六甲山最高峰に11時40分に着いた、記念写真を撮り紅葉谷(もみじだに)経由で有馬温泉に下ることにする。自動車道を5、6回横切り極楽茶屋から紅葉谷道に入る。空が暗くなりポツリと雨がきたが、頭上だけの黒雲なので通り雨と判断する。
 紅葉谷はその名に相応しく、順光の紅葉、逆光の
紅葉、そして紅葉からふる木漏れ日を浴びながら有馬温泉へ下って行った。有馬温泉では「かんぽの湯」内にある「金の湯」といわれる金色の温泉に入り、身体を温めながら今日歩いた道を辿っていた。

☆ コースタイム
     大悲閣(7:35)高座ノ滝(7:40〜7:45)風吹岩(8:35〜8:45)天ヶ峠(10:45)
   一軒茶屋(11:15〜11:35)六甲山最高峰(11:40〜11:50)極楽茶屋(12:35〜12:40)
   有馬温泉(14:05)













































北山 地図     
















六甲山 地図    















































 南大菩薩 湯ノ沢〜曲沢 平成19年11月18日 リーダー 吉田博美

計 画 書    

abc










































実施報告   

    《南大菩薩 湯ノ沢峠〜大鹿峠》

メンバー ()吉田  高橋、尾辻、三好、鈴木       計 5

1118日(日) 晴れ                   ―吉田(博)―
 
電車から見上げる空は予報と違って青空である。今日のコースは先月歩いた大菩薩峠から湯ノ沢峠の続きで、大鹿峠まで行き笹子へ降りる。
 笹子では大勢降りたが、甲斐大和駅で降りたのは我々だけである。予約のタクシーで避難小屋のある湯ノ沢峠へ向かう車窓からは今日も富士が見える。
 避難小屋より立派なトイレ前が駐車場になっており、車が34台止めてある。猟銃を持った人が数人いる。猟期が始まったのだ。
 身支度し、12分で縦走路に出て右へ。植生を守るためかロープが張られた草原を行くが、霜が融けてどろんこ道でぬるぬると歩きにくい。トラバースぎみに山腹を巻いていくと富士が顔を出し写真タイムとなり、ひと息で大蔵高丸の山頂に着く。ぬかるみを下りカヤトの原を行くとハマイバ丸。風は冷たくても日差しは暖かく、木々がざわめき銀色に輝くススキの波が寄せては引く。笹をかき分け大きな石のある天下石を過ぎ、落ち葉でいっぱいの米背負峠を越して大谷ヶ丸の頂上へ。先客のパーティが食事の用意をしている。我々も少々早いが昼食とする。切開かれている西面に向かって腰を下ろす。



富士は雲に隠れてしまった。記念写真を撮って乾いてきた急斜面を下る。
 曲り沢峠で田野への道を分け大鹿山は巻いて大鹿峠に向かう。峠からは道幅も広くなり時々はっとするような色づく葉もある道をだらだら行く。杉の植林を抜けて舗装路に出、15分も歩くと道証地蔵がある滝子山の登山口だ。ここから駅までも長い。
笹子駅からの電車時間調整のため丁度開催されていた「笹一新酒フェア」に立ち寄る。記名すると聞き酒用グラスを渡される。おでんや焼き鳥等もあり小腹を満たす。ちょっと得した気分で、今日一番寒い駅のホームで電車を待つ。

☆ コースタイム
      JR中央線甲斐大和駅 8:40(タクシー40) 湯ノ沢峠避難小屋 9:20 大蔵高丸
    
9:55/10:05 ハマイバ丸 10:30/10:40 天下石11:05 米背負峠11:20 大谷ヶ丸11:40/12:10
      コンドウ丸12:45/12:55 曲り沢峠13:10 大鹿峠13:35/13:45 林道に出る14:20 道証地蔵
      14:35
吉久保入口15:20 笹一新酒フェア(電車時間調整)15:30/15:50 笹子駅15:55

☆ 費 用
     JR 新宿〜甲斐大和 1890円   笹子〜新宿 1890
     タクシー 甲斐大和駅〜湯ノ沢峠避難小屋  5460/











































南大菩薩 地図    










































 西丹沢 鉄砲木ノ頭 平成19年11月23日 リーダー 高橋

計 画 書    

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実施報告   

 《 南道志  鉄砲木ノ頭 》

メンバー 高橋(L)、片倉、本多(正)、川端、大庭      計 5名

1123(金・祝日) 晴れ                  −本多(正)記―
 8:30にJR御殿場線谷峨駅にて本日体験山行である大庭さんと落ち合いタクシーにて登山口のある浅瀬に向かう。西丹沢一帯はたまたま今日が狩猟解禁日とのことで管理小屋で注意を受けた上登山ルート等を記した資料を貰い登山口に向かう。道標の所から右に下がると世附川に掛かる少々頼りない吊橋を渡る。
 植林の中を道標に導かれてしばらく歩くと山裾の所から登山道になる。
 今日は典型的な晩秋の好天に恵まれ道一面に敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら歩くのはまことに心地良い。まさに山歩きの醍醐味である。沢の流れを横切って尾根に回り込むと展望が開け、丹沢方面の山並みが見えてくる。やがて湯船からの林道に出ると世附峠に出る。ここにはルート上これから先もちよいちょいお目にかかる色彩豊かな案内板があり眼を楽しませてくれる。
 冠雪の富士山がきれいだ。5−6月頃はサンショウバラの群落がみられらしい。
 不老山への道を左に分け樹林の中を進むと逢坂峠、登りがきつくなってくると尾根が細くなりロープの付いた急登をロープを頼りに登る。白クラノ頭を過ぎ12時前に湯船山に着く。ここで昼食、富士スピードウエイからの爆音が上がってきてなんとも耳障りだ。ゆるやかなアップダウンの後明神峠を過ぎ一度車道に下り、すぐに階段を上がって車道の横を歩く。
登山道が続くが車道が横を走っているので雰囲気は良くない。やがて下り、車道を渡ると三国山への急登だ。しばらく長丁場の山行をごぶさたしている身には結構こたへる。三国峠を下り車道を反対側に渡り、鉄砲木ノ頭に向かう。細かな火山岩のような砂の道は少し歩きにくい。山頂には祠があり眼下に山中湖がみえる。切通し峠をバス停のある平野に向かう。
 久しぶりに長い距離を歩き、きつさを覚えたが好天と景観に恵まれ、充実感のある山行であった。


☆ コースタイム
      浅瀬の登山口(8:50)−吊り橋(9:00)−世附峠(10:00)−白クラノ頭(11:15)−湯船山
    
(11:40)(12:10)−明神峠(13:00)−三国山(13:45)−三国峠(14:10)−鉄砲木ノ頭
    
(14:25)−平野の下山口(15:15)

☆ 費  用
    
小田急 新宿−新松田 750円 JR 松田−谷峨 190円
      タクシー代 谷峨→浅瀬 4010円
     高速バス  平野−日野バス停 1550円
    モノレール 甲州街道−立川南 190円











































鉄砲木の頭1 地図     
















鉄砲木の頭2 地図     






























いつかある日  深田 久弥 作詞

1.いつかある日 山で死んだら
  古い山の友よ 伝えてくれ

2.母親には 安らかだったと
  男らしく死んだと 父親には

3.伝えてくれ いとしい妻に
  俺が帰らなくとも 
         生きてゆけと

4.友よ山に 小さなケルンを
  積んで墓にしてくれピッケル立てて

5.おれのケルン 美しいフェースに
  朝の日が輝く 広いテラス

6.友に贈る おれのハンマー
  ピトンの歌う声を 聞かせてくれ