平成18年 5月
山行計画&実施報告書



第1例会 奥秩父 甲武信岳
            
飛竜山

第2例会 
甲州 高尾山

第3例会 
丹沢  桧洞山
         〜犬越路
 



                 エーデルワイスの歌


           古武信岳 山頂にて

  



























*1 奥秩父 甲武信岳飛竜山 平成18年5月 3日〜5日 リーダー 大田

計 画 書   




































実施報告   

     奥秩父 甲武信岳〜飛竜山 

参加者 大田(リーダー)  吉田(博) 三好        計 3名
                                                                 − 大田 他 記−
5月3日(水)晴れ  毛木平〜甲武信岳〜甲武信小屋
 東京駅から長野新幹線に乗り、佐久平で小海徐に乗り換えた。車窓からは、東京とは1月遅れで今が満開の桜が咲き誇っていた。軌道のカーブに合わせるように時折り、大きな八ヶ岳が見える。そう言えば昔、赤岳から真教寺尾根を転げるように下り、清里まで下山したことがあったことを思い出した。
 信濃川上で下車したところ、連休の真っ最中で駅には多くの登山者がいた。我々が予約していたタクシーに乗ろうとしていたところ、運転手から、毛木平まで乗客を乗せて行くマイクロバスに1名が乗り切れなくなったので相乗りをさせて欲しいとの相談があった。当方は運賃が安くなるので全く問題なしということで我々3入に相乗り男性1入を加え、登山口のある毛水平に向けて出発した。
 毛木平には数年前に訪れた時と大きく異なり、立派な舗装された駐車場にトイレと東屋が完備されていた。当分はきれいなトイレは使えないのでトイレ休憩して態勢を整えて登山道に入った。千曲川源流遊歩道と書かれた道標のある大きな登山道はゆったりとした傾斜で南に続いており、続いて十文字峠への道が東側に続いていた。登山雀はそれ程多くないが、登る者、下ろ者がほぼ同程度いた。テント山行の入も多く見られ、大きなザックを背負って登っていく姿には力強さを感じた。
 ナメ滝のかなり手前の小広い場所で瀬音を聞きながら、昼食休憩とした。標高1、800mを過ぎる頃から積雪が多くなり、凍っている場所も見られるので安全のために軽アイゼンを装着した。アイゼン装着の時になって自分がスパッツを持ってきていないことに気が付いた。どうもザックカバーを入れた袋とスパッツ袋を取り違えたらしく、ザック袋が2つ入っていた。皆は足元がきちんとしているが、自分はスパッツなしで靴が濡れて来ないかやや心配だった。傾斜が緩い間は、そうでもないが、傾斜が大きくなると、アイゼンの効きがぐっと良くなり、装着効果は絶大である。
 やがて千曲川・信濃川水源地標の辺りから登山道は西にトラバースしながら樹林帯の急な傾斜道になってきた。息が上がりそうになって来たが、ひと頑張りで金峰山からの縦走路に飛び出した。ここからは縦走路を左折し、登っていくとやがて雪ないガレ場となり、すぐ上に多くの人で賑わっている甲武信岳頂上に着いた。時計を見ると14時40分、ほぼ予定通りの到着時間であった。
 甲武言岳の頂上を踏むのは6年前の秋に例会山行で来て以来、3度目であった。左手に富士山、中央に国師岳、金峰山、右手に八ヶ岳が見えた。今日泊まる甲武信小屋は頂上から10分ほど下ったところにあった。五連休の初日であり、混雑が予想されたが、その通りで畳1畳に2名であった。夕食後に、恒例の小屋周辺の四季の紹介ビデオが上映されていたが混んでいたため今回はパスし、家ではめっ
たに取ることのない長い睡眠をとった。                (記 大田)

5月4日(木)晴れ  甲武信小屋〜西破風山〜雁坂嶺〜雁板峠〜雁峠〜笠取小屋
 身動きできず暑苦しく、いびきのうるさい夜も明けた。質素すぎる朝食をとり、出発で混雑する小屋前で身支度する。
 甲武信岳の方へ登り返し分岐から木賊山へ向かう。朝一からの登りは辛いがアイゼンがよくきいて歩きやすい。振り向くと八ケ岳や富士山が白く輝いている。 17分ほどで樹林に囲まれた狭い頂上に看く。標識は半分以上雪の中で、木賊までしか
見えない。
 戸渡尾根の分岐を右にみて笹平へ下っていく。立派な避難小屋があるので覗いてみる。ここから百破風山へは露岩の重なる急登で、アイゼンをキーキーいわせながら登っていく。
 写真をとって東破風山へ向う。東破風山からのくだりは急で雪がいっぱいのため、慎重に足跡をたどる。長いくだりをこなし、笹で覆われた雪のない道にでるが目陰部分は凍っていたりするのでなかなかアイゼンをはずせないままベンチのある雁坂嶺へ。
 だらだらと下って針ノ木峠や三伏峠とならぶ日本三大峠の雁板峠に看く。今朝小屋を出てからすれ遠う人々に将監小屋の様子を聞いていたが、昨夜は畳1枚に2人とか。今晩の宿を笠取小屋に変更する。水晶山の登りに雪があるという情報だが、アイゼンをはずし身軽になる。水晶山で早いお昼にしてのんびりする。
 秩父というと、苔むして倒木が多くうっそうとした樹林帯のイメージを持っていたが、今の時期、芽吹きに早いが遠くまで見渡せ、日はさんさんと降りそそぎ、風は通り好ましいかぎりである。
 古礼山は巻いてしまい、小さなアップダウンを繰り返し燕山との分岐へ。燕山の山頂は分岐から10秒ほどのところに手作りの看板が掛けられている。燕山から一投足で、いかにも気持ちよさそうな笹に覆われた広場が足下に見える。雁峠だ。ベンチがあって登山者が寝ている。道は笹の斜面をジグザグに下りていくのだが、リーダーが真中を一直線に駆け出した。私も後を追う。思わず駆け出さずににいられない気持ちになる。さっそく空いてるベンチに寝転ぶ。空は青く、風は笹をゆすりながら吹き抜ける。ちょっとうとうとする。
 明日登ることになった笠取山を左に見ながら笠取小屋に下りていく。昨夜は7人だったが、今日は団体の予約があって、予約していない我々はどうみても物置にしかみえない古い小屋へ。




 ストーブに火は入っているがなかなか温まらない。水汲みに行ったり、山談議で時間が過ぎる。夜、星がいっぱいだった。                   (記 古田(博))





5月5日(金)晴れ  笠取小屋〜笠取山〜唐松尾山〜百御殿岩〜将監峠〜三ノ瀬
  笠取小屋ではゆっくり寝ることが出来ました。夜中カチカチと物音がし窓側に寝ていた私は、何かが迫って来る感じで目が覚めました。小屋の周りを走りまわっていて恐かったでず。朝、小屋の人からそれが鹿であることを聞きました。
 朝ごはんを終え出発、目指すは先ず笠取山です。きれいな三角錐をみせている山頂ですが、一直線の急登、起きたての身体にはきつく息がゼイゼイ、足がつる感じでした。 10分ほど登ったところで前のグループが体んでいるのです。早いな〜と思いましたが立ち止まるとうしろに富士山が大きく見えました。富士山を背に、ぐんぐん高度をあげ山頂へ、笠取山の山頂は以外に狭く展望もあまりよくありませんでした。
 笠取山山頂をあとにし「秩父山地縁の回廊」のたて看板がある稜線を伝い黒塊山、唐松尾山をめざしました、樹林帯の中を気持ちよく歩きます。あちこち石楠花の木があり、石楠花の花の咲く時期はさぞ綺麗たるうなと思いながら。唐松尾山直前には一箇所岩場があり、結構きっかったでず。
 その後、古田さんの提案で展望がよいという西御殿山によりました、笹薮の中20分の登りで看いた頂上は360度の展望でした。
 山ノ神士の分岐点は三方に道が伸びており、わたしたちは将監峠へ看きました。防火帯になっていて明るく歩きやすい道を下ったところが将監小屋でした。将監小屋では犬と豊富な水が出迎えてくれました。
 今回の山もここでおしまい。三ノの瀬までこの先は林道歩き、やっとスミレやハシリドコロのお花に会えほっとしました。2泊3日お花に会えなかったのも珍しいとリーダーが言っていました。
 三ノ瀬からタクシーで塩山へ。3日分の汗を流し、美味しいお昼とビールで乾杯して電車に乗りました。
 久しぶりの泊まり山行、健脚向きとありましたが、疲れのせいか?2、3日は顔がむくみ、身体が重かったでず。(あんなに歩いたのに、体重も増えていました、数日後にはもとに戻りましたが)                    (記 三好)

☆コースタイム
  5月3日(毛木平〜甲武信小屋)
    信濃川上(9:45)タクシーで毛木平(10 : 10〜15)ナメ滝付近(11 : 50〜12 : 10)千曲川・信濃川水源地標(13 : 40)
    奥秩父主脈縦走路(14 : 07〜17)甲武信岳山頂(14 : 40〜14 : 55)甲武信小屋(15 : 05)
  5月4日(甲武信小屋〜笠取小屋)
    甲武信小屋(6:20)木賊山(6:28)戸渡尾根分岐(6:37)笹平避難小屋(7:34)西破風山(8:20〜30)雁坂嶺(9:48)雁坂峠
    (10 : 30〜40)水晶山(11:15〜40)古礼山(12:05) 燕山 (13:00) 雁峠 (13:20 〜40) 笠取小屋 (15:05)
  5月5日(笠薮小屋〜三ノ瀬)
    笠取小屋(5:35)笠取山山頂(6:20〜25)唐松尾山(8:20)百御殿岩(9:10〜15)田ノ神土(9:45)将監峠(10 : 05)
    将監小屋(10 : 10)三ノ瀬川(11::55)

☆費用
 JR長野新幹線佐久平経由信濃川上  東京〜信濃川上   6,260円
  信濃川上〜毛木平(タクシー1台)                  6,060円
 甲兵信小屋(1泊2食)                         7,500円
 笠取小屋(1泊2食)                           7,000円
 三ノ瀬〜広池荘(タクシー1台)                    9,220円
 広池荘(温泉入浴料)                           400円
 JR中央線特急「かいじ」自由席   塩山〜新宿         3,190円








































奥秩父 地図    









































*2 中央線 甲州高尾山 平成18年5月13日 リーダー 本多正好

計 画 書    

    




































実施報告    


降雨が予想され中止  















































甲州高尾山 地図   














































*3 丹沢 桧洞山〜犬越路 平成18年5月27日 リーダー 清水ふじえ

計 画 書     


  平成18年5月 第4例会                          例会担当  清水ふじえ

              檜洞丸〜犬越路
                  今年のシロヤシ才はどうでしょうか?
                  西丹沢の自然を楽しみましょう

 日時:5月27日(土曜)    係の都合で日曜から変更させてもらいました。

 申込締切り:5月26日(金曜)

 集   合 :新松田駅西丹沢行きバス乗り場8時25分発
 行   程
    新松田(富士急湘南バス1時間10分)〜西丹沢自然教室〜(45分)〜ゴーラ出合〜(2時間)〜
    檜洞丸〜(30分)〜熊笹ノ峰〜(1時間10分)〜犬越路〜(55分)〜用木沢出合〜(25分)〜
    西丹沢自然教室
                        歩行時間5時間45分
 携行品:常用携行品 雨具、弁当 地図昭文社「丹沢」

 費用
   新宿から新松田電車代片道750円
   新松田から西丹沢自然教室バス代1150円

 紹介先:富士急湘南バス 0465-84-0093
      松田町経済課  п@0465-83-1221
      小田急電鉄    п@03-3349-2291

 交通
   行き新宿発6時51分新松田着8時13分
          7時01分       8時21分
   帰り西丹沢発バス16時20分、17時05分




























実施報告    

   降雨が予測され中止

















































丹沢 地図   







































































エーデルワイスの歌

  雪は消えねど 春はきざしぬ
  風はなごみて 日はあたたかし
  氷河のほとりを 滑りて行けば
  岩影にさく アルペンブルーメ
  紫匂う 都をあとに
  山に憧れ 若人の群れ


  エーデルワイスの花ほほえみて
  するどき岩角 金色に照り
  山に目覚めぬ 夏の朝風
  乱雲おさまり 夕空はれぬ
  命のザイルに 我が身をたくし
  思わず仰ぐ アルペングリューエン

  星影さやかに 空済みわたり
  葉ずえの露に 秋立ちそめぬ
  金と銀とに よそおいこらし
  女神の如き 白樺の森
  くれない燃ゆる 山より山へ
  行方も知らず さすらいゆかん


  吹雪の叫び たそがれ迫り
  求むる小屋の ありかも知れず
  ああこの雪山 ちょうじょうとして
  シーロイファー 行く手を閉ざす
  ああこの雪原 寂莫として
  寒月するどく シュプール照らす

結び 
  ああ れいろうの雪の高嶺に
  心静かに頂に立ち
  尊き山の教えを受けん
  身も魂も けがれは消えて
  とわに輝く 白光のうちに
  清き幸をば 求めうるらん