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平成17年度
 9月山行計画&実施報告書



第1例会 北ア 針木岳〜
          船窪小屋


第2例会 
大菩薩 黒川.鶏冠山

第3例会 
日光 半月山〜社山



                        坊ヶつる賛歌

北葛岳  針ノ木〜船窪より
          

  




























*1 北ア 針木岳〜船窪小屋 平成17年 9月2日〜5日 リーダー高柳 吉田(博)

計 画 書   


















実施報告   

<針ノ木岳〜船窪小屋山行報告>

メンバー C.L 高柳 S.L吉田(博)、斉藤、梅澤、原田 計5名

9月3日(土)晴れ    扇沢→針ノ木小屋                                        −高柳・記 −
針ノ木岳への登山口である扇沢に、新宿発の夜行バスが着いたのは朝五時半である。肌寒い空気の中で身づくろいして出発する。幾つか林道を横切り大沢小屋を過ぎると、扇沢への登りになる。雪渓は融雪が進んでいて短くアイゼン無しで通過した。ノドと呼ばれている箇所の大岩を高巻きすると雪渓も終わる。
ここからが本格的な登りで、日陰が全くないガレ場を三時間半登りつ






め 10時55分に針ノ木小屋に着いた。気が緩まないうちにサブザックに雨具や水等を入れ、山頂をめざす。一時間程で山頂に着いたが展望はガスに阻まれていて良くない。それでも足下の鹿島槍への縦走路が刃先の上を渡って行くように恐ろしげに見えていた。
小屋に戻りまずはビール、今回、女性は4人だが「男はわた
し一人だな」なんて心のすみで思う。宿泊客は15、6人で布団は1人一枚でゆったり。夕刻、小屋の窓には槍、穂高連峰の稜線が墨絵のように浮かんでいた。

9月4日(日)晴れ    針ノ木小屋→船窪小屋                                    −原田・記−
6時に針ノ木小屋発。天気は雲は多少あるが良い。楽な登り1時間で広い蓮華岳山頂。全方向見える。近くは爺が岳その奥に白馬、剣岳、立山、目を転ずると薬師岳、赤牛岳、遠く槍ヶ岳など言うことなしである。
 蓮華の大くだりはジグザグに切ってあり、見た目ほどではない。コマクサが半分枯れつつも、たくさん残っている。ここより、524m下り北葛乗越、276m登り北葛岳、235m下り七倉乗越、193m登って七倉岳となる。
 細い尾根が続くが要所は鎖、梯子が整備されている。時々秋を感じさせるお花畑に出会い嬉しい。ここから七倉岳まで、私は密かにクロマメノキロードと名づけ、食べるのに忙しい。アサギマダラ、ベニヒカゲ、ヒョウモンチョウの仲間などがマツムシソウ、アザミなどのお花畑に集っている。ホシガラスの食べ残しのハイマツの実を全員試食。松の実と同じ味がした。
 船窪小屋には13時過ぎに着。荷を置き、船窪岳往復と元気に出たが時間切れ、撤退。途中寄った水場はザレの急斜面のど真ん中、とても悪天には行けない。が、水は格別な美味しさ。(帰ってHPを見たら、水場付近に小熊がいたとの記述あり) ランプと囲炉裏のある小さな船窪小屋は、笑顔の優しいご夫婦とネパールからのペンパさんが切り盛りしている。そして夕飯は・・是非行ってご自分の目で確かめてください。たどり着くのは容易くない。だから今のスタイルで残っているという訳だ。宿泊者、不思議なオーラを放つ若いカップル1組と我々5人であった。私の記憶では針ノ木峠から翌日下山の七倉までこのカップル以外には人に会わなかったと思う。

9月5日(月)雨 船窪小屋→七倉                                            −高柳・記 −
夜半から時折強い雨が屋根を打っていた。雨か−下山するのだからいいか、また眠りに落ちていった。朝飯が5時過ぎということなのでしぶしぶ起きて食事にする。手作り料理がたくさんでて多すぎるぐらい。予定どおり6時前に雨具を着け、小屋のご夫妻に見送られて出発。ご主人が打ち鳴らす鐘の音に後ろ髪を引かれる思い。
歩き始めは尾根を行くが「天狗の庭」を過ぎたころから道は険しい急勾配になる。道には木の根が張り出し、岩も雨で滑りやすく、「鼻突き八丁」と呼ばれるところでは階段の連続で、幾つ階段があるのか分からないほど続いていた。階段は細い丸太を縦割りにし、表面を上にして張ってあるので滑りやすい。また雨具を着けている蒸し暑さもあり、緊張感が途切れるとすぐに滑った。
船窪小屋から下山口の七倉山荘までの 3分の2ぐらいがこのような道で、 雨が降り続くなかひたすら足をはこび9時40分に下山した。七倉山荘の主人がちょうど車で買い物に出かけるところに出会い、店を開けてもらい温泉に入り 3日間の汗を流し山行を終えた。

☆コースタイム
  3日: 扇沢(5:30〜6:05)大沢小屋(7:25〜7:40)雪渓(8:40)ノド通過(9:20)針ノ木小屋(11:10〜11:55)
      針ノ木岳(12:50〜13:10)針ノ木小屋泊(14:00)

  4日: 針ノ木小屋(6:00)蓮華岳(7:10〜7:20)北葛乗越(8:55〜9:05)北葛岳(10:15〜10:25)七倉岳(12:00〜12:15)
      船窪小屋(12:30〜12:55)船窪岳を目指したが途中で引き返し15:30小屋に戻った。

  5日: 船窪小屋(5:55)天狗の庭(6:25〜6:30)唐沢ノゾキ(8:25〜8:30)七倉山荘に下山(9:40)    

  







































 針ノ木 船窪小屋 地図   







































*2 大菩薩 黒川.鶏冠山 平成17年9月11日(日) リーダー 本田(正

 計 画 書    





















 実施報告   

              黒川鶏冠山

 平成17年9月11日(日) 曇りのち雨
 メンバー   L本多     小野 栗原 中村 高橋 八木 阿部 清水(裕) 吉田(博) 宇野 10名

                                                                 −本多 記ー
 ガイドブックにこの山は道標も完備、標高差もすくなくハイキング気分で歩けると記載されている。6−7年前に行った記憶があるが時が経ち忘却の彼方である。
 柳沢峠までタクシーで入り、国道411号線に面したドライブインで身支度をし道路を渡ったところのコンクリートの階段を上って登山道に入った。笹の中をゆるやかに登ると、やがて雑木林に囲まれた歩きやすい道になり、森林浴を楽しみながら快適
な道を30ほど歩くと六本木峠に出た。 なお杉の植林帯の中を歩み横手峠に着いた。
 やや急になった登山道を山腹を巻くように進むと黒川山分岐に出、昼食のため見晴台を目指した。
 本来であれば狭い岩場
の間から大菩薩嶺、富士山、奥秩父等360度の展望がえられるところであるが、おりからの曇天で展望は悪く、昼食後早々に黒川山







の山頂を訪れた後 分岐まで戻り鶏冠神社のまつられた岩峰に立った。
 ここも晴天であれば良い展望の得られるところであるが、ガスって視界はきかず下山に向かって足を速めた。
 下山口の手前で小雨が降り出したが、丁度よいタイミングで
迎えのタクシーに飛び乗ることが出来た。タクシーの運転手から各人にお絞りの差し入れがあったのにはさほど驚かなかったが、同時にレジ袋一杯の巨峰の提供がありとても得した気分であっ
た。
 花は殆ど目に付かない山であったが、文字どうりハイキング気分で森林浴が楽しめ、又巨峰のプレゼントにまであずかりこのような軽めの山行もたまにはいいかなと思えた一日であった。

 *コースタイム
     塩山駅(9:15)柳沢峠(9:55)六本木峠(10:45/10:55)横手峠(11:20/11:30)黒川山見晴台
     (12:00/12:30)鶏冠山(12:45/12:55)横手峠(13:25/13:35)六本木峠(14:00/14:10)
     柳沢峠(14:50)塩山駅(15:20)

 *費用
      電車賃 JR高尾/塩山      一人 1,110円/片道
      タクシー 塩山/柳沢峠    往 5,140円/台    復 5,300円/台 

   





















 黒川鶏冠山 地図    















































*3 日光 半月山〜社山  平成17年9月17日(土) リーダー 大田

 計 画 書   

   




























 実施報告   

       半月山・社山
平成17年8月21日(日)  晴れ
参加者  大田(L)   斉藤 宇野 白井 成田       計 5名

                                                                − 記 大田 −
  前週にMさんと下見に行った際は、途中でドシャ降りに会い、最後まで歩けなかったが、今回は降水率ゼロの山日和である。
参加者は、5人と少ないが行動単位としては最も効率的な人数であった。登山口までタクシーで行くか、レンタカーで行くか迷ったが、登山口に通じている中禅寺湖道路のゲートが17時で閉鎖されるため、効率的な登山のためにレンタカーを利用することにした。日光駅に到着後、駅構内にあるレンタカー会社に飛び込み、レンタカーを借りて白井さんの運転で出発したのは9 時半過ぎであった。
  120号線を通り、いろは坂を抜けて中善寺温泉から左折して中禅寺湖道路に入るとすぐにゲートを通過した。ゲートから半月山第二駐車場までの所要時間は15分であった。逆算すると16時40分までに駐車場を出発すれば、ゲートが閉鎖するまでに通り抜けることができることが分かった。
  半月山駐車場からは、荒廃した様子の足尾の山々が見えた。これから登る半月山方面の景色とは大違いである。駐車場の左隅の方にある登山口からは、いきなり急登が始まるが一時だけで、30分も登ると半月山の頂上であった。頂上は木々に覆われ眺望は全くなし。ただ頂上から5分ほど下ったところにある展望台からの頂上は素晴らしく、眼前に中禅寺湖が見え、白い遊覧船が動いていた。その正面に大きな男体山が聳えていた。戦場ヶ原、湯滝、竜頭の滝、太郎山、白根山、皇海山などもはっきりと見えた。展望台を後にし、社山へと向かった。稜線を西に向かって15分ほど下ると半月峠に着いた。少し登るがまた、下りになり、やがて着いた阿世潟峠は本日のコースでは最下降点(1410m)であった。ここで昼食休憩とした。
  この峠から社山へは一本調子の登りとなるがさほど急ではない。時折り、展望が開けるところがあり、見える度に男体山の見える位置が変わってくるのが分かった。時々、社山の方から下山してくる人とすれ違う程度で、登山者は少なかった。稜線には涼風が通
り抜けるのでとても気持ちがいい。やっと頂上に到着したのは13時45分だった。社山の頂上も木に囲まれて展望は無かった。この時間であれば何とか目標時間内に戻れそうだ。帰路は同じコースを戻るので、約400mほど下り、阿世潟峠に到着した。今度はまた300mほど登って半月山展望台の横を通り過ぎ駐車場に戻ったのは16時25分だった。今回のコースは、時折り見られるナナカマドの赤い実以外には色の付いた花は一つも咲いていなかった。ただナナカマドの中に既に葉の色が変わってきているものもあり、秋が始まっていることを感じさせてくれた。帰りはいろは坂を下ったあたりから渋滞が始まり、日光駅に到着したのは17時35分頃であった。
  これからの日光は紅葉が素晴らしいものであろうが、いろは坂の渋滞を考えると、日帰りでは渋滞が気になって腰が引けそうである。



コースタイム
    半月山第二駐車場(10:20) 半月山(10:50〜55) 展望台(11:00〜10) 半月峠(11:25) 阿世潟峠(12:05〜12:30)
    社山(13:45〜55)  阿世潟峠(14:35〜45) 半月峠(15:30〜40)  半月山第二駐車場(16:25)

費用
    東武鉄道    浅草     →   日光        1,320円
    ニッポンレンタカー  日光→半月山駐車場→日光    9,450円(1台)
    東武鉄道    日光     →   浅草        1,320円        

  






























 日光半月山〜社山 地図   































































*s BGM歌詞

坊がつる賛歌
1.人みな花に酔う時も
  残雪恋し山に入り
  涙をながす 山男
  雪解の水に 春を知る

2.ミヤマキリシマ 咲きほこり
  山くれないに 大船の
  峰をあおぎて 山男
  花の情けを 知るものぞ

3.四面山なる 坊がつる
  夏はキャンプの 火をかこみ
  夜空を仰ぐ 山男
  無我を悟は この時ぞ

4.いで湯の窓に 夜霧きて
  せせらぎに寝る 山宿で
  一夜を憩う 山男
  星を仰ぎて 明日を待つ