* 平成15年 11月
山行計画書&実施報告書 


第1例会 会津 蒲生岳 
             
 御神楽岳

第2例会 
火戸尻山 鳴虫山

第3例会 
榛名連峰  水沢山

第4例会 杖突   守谷山

                いつかある日

雲海に浮かぶ奥会津 御神楽より 展望 高橋

  


























* 只見 御神楽岳 平成15年11月1〜2日 リーダー八木

計 画 書   

















































実施報告   

  奥会津 志津倉山・御神楽岳
11月1日(土)〜2日(日)    メンバー L八木 広瀬 大田 小野 中村 高橋(和) 国府田 清水(裕) 
                                                       東濱 吉田(博) 梅澤    計 11名

11月1日(土) 晴れ 志津倉山                                              − 八木 記 −
 越後湯沢駅から車2台に参加者11名を乗せて会津方面へと向かった。目指す山は志津倉山である。正午過ぎ、登山口近くの道路の脇にある駐車場に着いた。ここで昼食を摂り、12時40分に志津倉山へと向かった。沢沿いにしばらくなだらかな道が続き、歩き始めてややもすると、右手に雨乞岩が見えた。この山の見どころのひとつである。山の壁面に岩肌がむきだし、すさまじいスラブの片鱗を垣間見る思いである。やがて二子岩に向かうコースと、大沢に向かうコースの分岐の標識が現れ、大沢コースへと向かった。このコースは途中で二子岩コースに合流し、まもなくブナ平に向かう急登が始まる。鎖場
もまじえ、木の枝につかみながら登ると、右手にスパッと切れ落ちている屏風岩が見下ろせる。周囲の木々が視界をふせいでいるため、恐怖心がいくらか薄らぐが、身を乗り出して覗きこむと、身震いするほどの絶壁である。やがて傾斜が緩やかになり、前方を仰ぐと、ブナ林の聞から、透けて青い空を覗かせているところが、ブナ平というピークである。ここから平坦な道を10分ほど歩くと志津倉山の山頂である。空が幾分霞んでいるため、遠くの山々の稜線がおぼろげだが、あとで解説書を読んでみると、明日登る御神楽岳が、間近に見えたようである。山頂での休憩もそこそこに切り上げて、ブナ林の中の急な下りに足をとられないように慎重に降りた。登山口が近づくにつれ、木の葉は半ば落ちてしまったが、晩秋のおとろえた陽射しを浴びる紅葉が季節の終わりを告げていた。
                  会津志津倉山地図


11月2日(日) 晴れ 御神楽岳                                                − 八木 記 −
 早朝暗いうちに車を走らせ、登山口が近づくにつれ、周囲に朝の光があふれてきた。登山口を6時30分に出発した。歩いてまもなく、沢に下る急な道を、鎖に伝いながら降りる。しばらく沢に沿った道が続くが、いっしか道は沢からはなれ、朝のしじまを破るせせらぎの音だけが、いつまでも響いていた。樹木のなかの道は、朝霧がたちこめて、まわりを白っぽく包んでいるせいか、木々の其の紅葉も、いくらか彩りを欠いていた。
     上   大田 国府田 梅沢 吉田 清水 東濱
             小野 高橋 八木   広瀬

空をあおぐと、ガスが一面におおっていたが、尾根道に向かう登りにさしかかる頃には、青いものが点々と姿を出し、やがて視界いっぱいに染めたような青空が広がった。尾根に向かう道はとりわけ
急で、直登ぎみに、時おり木の枝をつかんで、体を持ち上げるようにして登った。ふりかえると、左手に奥会津の山々が、雲海に浮かんで黒っぽく見えた。先頭を歩いている清水(裕)さんの絶妙な足取りで、誰ひとり、とどこおりなく、杉山ガ崎のピークに着いた。
杉山ガ崎からは尾根道をたどり、いったん下降したあと、さらに傾斜の増した登りが続く。
前方には、一片の雲もない青空のなかに、本名御神楽岳がそびえているのが見られ、その山容は、他の山を圧する風格をきわだたせていた。やがて遠くから眺めても鎖場とわかる場所の直下に立つと、傾斜はかなり急であるが、ゴツゴツした岩場で、スリップする心配もなく、容易に登れた。
 そのあと、左手に避難小屋を見送り、20分ほどで本名御神楽岳に着いた。山頂からの展望は言うまでもなく素晴らしく、惜しむらくは、やはり昨日同様に、遠くの山々の連なりが霞んで見えたことだ。左手の至近距離に、御神楽岳がのぞまれ、そこまで気持の良さそうな尾根道が続いているのが見られたが、そのあいだの道は伐採した笹が中途半端に残っていて、歩き難いことこの上なかった。御神楽岳に着いたのは10時50分であった。山頂は登山日和に誘われた登山者でごった返していた。北東に伸びている尾根の岩壁が不気味に目に迫っていたが、そこが、下見で歩いた蝉ガ平ルートかと訝しく思ったが、そのルートはさらに北側に派生した尾根道で、山頂からは見えなか
った。本名御神楽岳が下の方に見下ろすことができ、周りの山々の稜線が幾重にも重なって見ることができた。なじみの薄い山域のため、ひとつの山名さえ、特定することができない、もどかしさが残り、かねてから「歩く地図」と瞳目していた吉田(博)さんも、さすがに、この周辺の山については、機能不全に陥っていた。
山頂で昼食を摂ったあと、いったん、本名御神楽岳まで戻り、地元の登山者の忠告に従い、当初の予定を変更して、往路を引き返した。

追記
 担当者の勝手な思いつきから、当初登る予定の山を他の山に変更したため、高橋さん、清水(裕)さんには、長時間の運転を強いる結果となり、かえすがえすも恐懼の至りです。あらためてお礼申上げます。また広瀬さん、国府田さんには、この変更により、個人的なスケジュールを反故する羽目になり、心よりお詫び致します。

☆コースタイム
 1日(土)登山口(12:40)分岐(13:00)ブナ平(14:25)志津倉山(14:35〜14:50)登山口(16:15)
 2日(日)登山口(6:30)八乙女ノ滝(6:45)杉山ガ崎(8:50)避難小屋(9:45)本名御神楽岳(10:15)御神楽岳(10:50〜11:20)
      本名御神楽岳(12:00〜12:10)杉山ガ崎(13:15)八乙女ノ滝(14:55)登山口(15:10)

☆費用   交通費(車両費のみ) 仏子駅乗車   1人 7,000円
                    越後湯沢駅乗車   1人 3,500円
        宿泊費  民宿「橋立」           1人 6,500円





















































御神楽岳地図   











































* 日光 火戸尻山 鳴虫山 平成15年11月8日 リーダー魚津

計 画 書   






































実施報告   

    日光 火戸尻山〜鳴虫山
メンバー L魚津 矢沢 広瀬 小野 斎藤 中村 国府田 八木 片倉 東濱 吉田(博) 清水(ふ) 中出 梅沢 高橋(雅) 
                                                                            計 15名
11月8日(土)晴れ のち曇り                                                − 魚津 記 −
 下今市駅前から、タクシー3台で出発、沿道の紅葉が美しい。東小来川に沿った林道は段々悪くなり、川の分岐点にある橋の所で下車した。中出さん・梅沢さん・高橋雅子さんの自己紹介の後、林道を歩き始めた。15分で火戸尻山登山口に到着、杉林の中の急な山道を登る。所々に鹿の寝床がある。時々休みながら、長い急登を4回線り返して尾根に出た。
 右方向に進む。小さなピークを何回か登り、大ピークの右斜面をジグザグに登れば、火戸尻山の頂上である。少し早いが昼食にした。記念撮影後、北に向かって歩き始めた。鳴虫山への縦走である。緩い登り下りの連続の後、杉林の長い直登になった。下って行くとぬた場があり、次いで雨具を着用した案山子の所に着いた。林業関係者が動物除けに立てたもののようである。
 更に北へ向かう。森林の中に防火帯がある。途中から左の杉林に入る。この山域で最も広いぬた場があり、そこから笹原を進むと前方に大きなピークが見えて来る。ピークの下の分岐点から直登コースを選ぶ。(巻き道に見える方に行くと水場があるが、その先は鹿対策のフェンスで遮断されているので、要注意)。途中からフェンスの脇を通るようになる。ツルリンドウの花が2株咲いていた。今日見た花はこれだけである。ピークを過ぎて下りて行くと、又、フェンスの右側の道になる。前方に鳴虫山が見えて来た。尾根を進み、落葉樹の明るい林の中を左方向に進み、斜面を登って鳴虫山の頂上
に着いた。山頂には誰もいなかった。             写真説明
 山頂の手前にはロープが張っていて、     国府田 広瀬 斎藤 魚津 東濱 吉田 中出
@ この先、登山道はありません。               矢沢 中村 梅沢    片倉 
A この先、キケンなため通行禁止。                  小野 高橋 清水
の2つの看板が立っている。下見の時に見て、日光市役所に問い合わせた所、「鳴虫山から火戸尻山の方向には標識がなく、迷う人が結構いるので看板を立てた」そうである。下見2回の往復と、今回で5回コースを歩いたが、毎回、違った所で道を外れて戻ったことになる。今回996m峰の前で、右に回り過ぎたためである。脇道やけもの道が多く、又、木が疎らに生えているために何処でも通れるように感じてしまう。特に、落ち葉の多い季節は道が隠れるので、注意して歩く必要のある山と思う。
 頂上でのコーヒータイムの後、日光に向けて下った。日光で別の楽しみのある5名がゆっくり歩くと言うので、残りの10名で神主山を経て日光に急いだ。曇りになって来ると、午後3時半を過ぎると薄暗くなってくる。紅葉の綺麗な日光市内に下り、駅に向かった。
 火戸尻山の標高が851.6m、鳴虫山が1103.5mと、それほど高くはないが、急な長い登りが何回もあり、結構歩き甲斐のある山であった。

☆コースタイム
 東小来川上流の橋(9:40〜9:55)火戸尻山登山口(10:10)尾根(10:55〜11:00)火戸尻山(11:20〜11:5O昼食)案山子(12:42)鳴虫山(14:20〜14:50) 神主山(15:40〜15:45)鳴虫山登山口(16:10)東武日光駅(16:22)

☆費用 タクシー 下今市⇒東小来川上流の橋  3,380円 3,380円 3,460円














































火戸尻山鳴虫山地図   













































 榛名連峰 水沢山 平成15年11月15日 リーダー高柳

計 画 書   







































実施報告   

     榛名 水沢山
メンバー L高柳 吉田(−) 本多(正) 吉田(博) 木代 高橋(雅)  計 6名

 11月15日(土)                                                  − 木代 記 −
 高崎駅に参集した私たち6名はバスに揺られて水沢観音に着いた。水沢うどん店が連なる中を水沢山を目指して出発した。急なコンクリート階段を登っていくと立派な水沢観音のお堂が建っていた。広場に人々が多数いたのには多少驚いた。
 私たちは水沢観音様に今日1日の山旅の無事を祈ってお参りした。紅葉がとても美しく野鳥の囀る声が紅葉を見にコーヨ、コーヨと言っているように感じた。高度を上げて行くと急登になり夏の名残のアザミの花二輪と小さな可愛い白菊の類が多少咲いていた。
 やがて稜線に出ると石仏群が姿と現した。更に登っていくと水沢山山頂に着いた。視界良好360度の
素晴らしい展望に感動した。谷川岳、燧ヶ岳、日光白根山、浅間山、赤城山、妙義山、荒船山等々全部見えるではないか、きれいな空気を吸って心も体もきれいになった。 美しい山々の稜線を眺めながら昼食にした。山頂で記念写真を撮った後、狭い山頂に名残を惜しみながら下山を開始した。会うは別れの始めと知りつつ別れるために未知の山々に出会わなければならない。

  右の写真
         吉田一郎 木代  本多
            吉田博美 高橋雅
            高柳





 下山は伊香保温泉を目指した。電波塔を左に見ながら林道上野原線、熊出没注意の看板があるつつじが丘から蒸し湯跡に着いた。この蒸し湯は大正初期に突然出なくなり使われなくなったと書いてあるが、しっかりした桧造りの蒸し湯小屋からは古さを感じさせなかった。蒸し湯が再び出たなら立派に通用すると思った。鷲ノ巣風穴を見学したら涼しかった。
 下山途中の坂道の周囲は紅葉が実に美しく沢山あり、見事という他は無い。マユミやムラサキシキブの実が見事であった。こんな鮮やかな紅葉をしみじみと眺めながら歩けるなんて、赤や黄色の色様々に余りにも美しい。
 まだ11月いっぱいは紅葉を楽しめると思った。紅葉坂をくだると伊香保温泉が軒を連ねてあり、車や人々が大勢いて実に賑やかだった。全員で「石段の湯」に入り山旅の疲れを癒しバスに乗り渋川駅で解散した。

☆コースタイム
 水沢神社(10:55〜11:00)水沢山頂(12:40〜13:10)むし湯跡(13:55〜14:10)もみじの広場(14:15)鷲ノ巣風穴
 (14:25〜14:30)伊香保温泉石「段の湯」入浴(15:05〜15:40)伊香保温泉

























































水沢山地図   
















































* 守 屋 山  平成15年11月30日 リーダー高橋

計 画 書  
































実施報告 

雨天中止    台風  16年2月に実施                  










































いつかある日  深田 久弥 作詞

1.いつかある日 山で死んだら
  古い山の友よ 伝えてくれ

2.母親には 安らかだったと
  男らしく死んだと 父親には

3.伝えてくれ いとしい妻に
  俺が帰らなくとも 
         生きてゆけと

4.友よ山に 小さなケルンを
  積んで墓にしてくれピッケル立てて

5.おれのケルン 美しいフェースに
  朝の日が輝く 広いテラス

6.友に贈る おれのハンマー
  ピトンの歌う声を 聞かせてくれ